2017年 12月 14日
ボディとバディ
いや、どう発音してもいいんだけど、何年か前にテレビのトーク番組かなんかで、中高年の出演者が「ナイスボディ」と言ったのを、「やーだ、ボディだって! バディよ、バディ」と、若いタレントさんが訂正していたのを覚えている。
でも、きっとその若いタレントさんたちはボディブローのことはバディブローとは言わないと思うな。
body and soul も慣用句として定着しているけど、これもボディアンドソウルで、バディアンドソウルと言ってる人は聞いたことがない。
ワインのコクを意味するボディも、バディと言っているひとはまだ見かけない。
body の発音記号は[bɑ́di]だから、あえてカタカナにすればバディが近いとは思うけど、なんでナイスがついたときだけバディになるのか、ほかの時はボディのままなのか、不思議~。
と、なぜこんなことを思ったのかというと、テレビ朝日の「相棒」を見ながら、夫が「相棒って英語でなんて言うの?」と聞くので、「相棒は、buddy かな」(発音は[bʌ́di]バディ)と答えた時に、ふとナイスバディの話を思い出したのでした。
昔むか~~~し、若いころにアメリカ英語の発音がわからなくて、特に ɑ́ と ʌ́ が聞きわけられず、発音もできず、苦労したことがあります。いや、今もだけど。 それに、ə́ːrとɑ́も辛い。
日本語はカタカナで音を表現することができるので、便利は便利だけど、バとボの中間みたいな音をどう表現するか、だれか考えてくれないかなあ。
明治時代に、ビとヴィの違いを聞き分けちゃんと文字で表現してくれた森鴎外(だったかな?夏目漱石だったかもしれない。どっちだったかうろ覚えですが)。耳がよかったんでしょうねえ。
ビ、ヴィという表記のおかげでb音とv音の違いが耳だけでなく目でもわかるようになったと思う。
bɑ́とbʌ́の音も違う文字で表記してあれば、もっと発音しやすくなるのになあ…。
英語は難しくて、からきしダメですが、
(だいたい文字だけではなく、発音記号があるのがゆるせないw)
インドネシア語でも、この手のギモンで苦労した覚えがあります。
今ではほとんど使わないので忘れてしまいましたが・・・
ボディーとバディ、インドネシア語式のあれこれから考えますと、
「オ」の口をして「ア」と発声するというところでしょうか。
「ボ」の口で「バ」と思うとなかなかやりにくいですが(;'∀')
でもホント、気の利いた一目で分かる表記はないものでしょうかね。
ほんとに、外国語の発音は大変ですよね。
なんとか気の利いた表記があるといいんですが、、、、母音の表記のほうが難しそうですね。
外国語習得の道は遠いです…(特に英語は母音が多すぎていやになります…)