あけましておめでとうございます!
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
去年はいろいろ病気や体調不良がありましたが、今年はそれを乗り越えていきたいと思います。
さて、去年の暮れにウーマンラッシュアワーの漫才が話題になりました。
普段テレビでは御法度になっている政治ネタ(原発、北朝鮮、沖縄、被災地など)が入っていて、それをテンポよくガンガン話して、「よく言った!」という称賛の声が上がったのです。
テレ朝の「羽鳥慎一モーニングショー」の中の「そもそも総研」というコーナーでも17分にわたって話し合われています。漫才も紹介されていて、これは権利の関係で削除されてしまう可能性が高いので、早めに見てください。
そもそも原発、沖縄、政治はお笑いのネタにしてはいけないのだろうか?
(音が結構大きいです。会社で開く人は気を付けて!)
スタジオの出演者たちの声の中で、私がすごくびっくりしたのは、「親しい友人や家族でも、政治の話はしちゃいけないって雰囲気あるじゃないですか」という言葉。
ええっ、政治の話とかしちゃいけない雰囲気って何???
そんな雰囲気、だれが作ったの???? どこにあるの????
うちの夫婦は政治ネタをガンガン話すし、姉や姪っ子たちとも話すし、友達とも話します。
それと、「テレビは不倫ネタばかりやってるけど、需要があるからやっているんですよ、と言い訳しながらやっている」「不倫ネタは実際視聴率とれるんですよね」という言葉。
視聴率とれる、と言っても、見ている人が1000万人のうちの20%なのか、500万人のうちの20%なのか、100万人のうちの20%なのか、によって、人数は変わってきます。
テレビ離れが言われて久しいこの時代、小さなパイで20%とるより、大きな大きなパイで5%とるほうがいいんじゃないの?
100万人しか見ていないテレビの20%は20万人。
1000万人の5%は50万人。
単純に視聴率だけを考えていると、見ている人の総数は計れません。
視聴率獲得競争に堕すると、パイはどんどん小さくなっていくのに。
年末は相撲ネタと不倫ネタばっかりだったので結局テレビ見るのやめた、という人、周りにたくさんいました。
面白いテレビが見られる社会になってほしいなぁ。いろんなネタがたくさん出てくるテレビ。
そして、出版も。
テレビ界も出版界も、元気になってもらいたい。
私がものすご~~~~く面白い漫画を描いて、牽引したい!……………なんて、……………超身の程知らずの夢も、ほんのちょっと抱きつつ、今年は頑張っていきたいです。
(夢は高く大きく、目標はちょっと小さく低めに。ということで、目の前の紙に下書きを早く入れよう!という目標を今立てました)
追記:
視聴率について調査元のビデオリサーチ社の説明を読むと、『世帯視聴率からは「世帯数」、個人視聴率からは「人数」が推定できます。…たとえば関東地区なら、視聴率1%あたり17万世帯が見たことになる』のだそうです。
ビデオリサーチ社でもテレビ視聴人口の減少は把握しているでしょうから、30年前の1%と今の1%では世帯数の換算は変わってきているかもしれません。
いずれにせよ、昔の1%よりいまの1%のほうが世帯数や人数は減っているのではないかな…。テレビ離れ、すごく言われてますもんね。