NHK、Eテレのまる得マガジンでセスキと過炭酸塩の使い方をじっくり紹介しました。
みなさん、セスキの威力、過炭酸塩のすごさにびっくりしたようです。今まであきらめていた汚れが落ちるので、掃除や洗濯の喜びを再発見したかもしれません。
そう、汚れが落ちるって、喜びなんですよね! 洗濯とか、換気扇洗いとか、ストレス解消になります(個人の感想です)。
でも、多くの人が「セスキがすごい!」「過炭酸塩すごい!」と言ってくださるのですが、実は毎日の暮らしの中で一番汚れ落ちがいいのは石けんなんです。
いろんなテレビ局や雑誌から「汚れ落とし」の取材を受けたり、番組に出てくれないかというオファーがありました。そのたびに「石けんが一番汚れが落ちますよ。特集やるなら石けんですよ」と提案してきましたが、その都度、「石けんで汚れが落ちるのは当たり前って感じですけど、重曹とか食べ物に使えるもので汚れが落ちるほうが目新しいので、そっちで行きたいんです」と言われました。
「でも、重曹だと手間がかかりますよ。石けんのほうが簡単にすぐ汚れが落ちます」と言うと、「いや、我々は手間がかかっても目新しいものをやりたいんです」と、はっきり言われたことが何回もあります。
そう思うとね、、、、
セスキが受けるのも、過炭酸塩が受けるのも、「目新しいから」ということもあるんですよね…。
本当はセスキも過炭酸塩も昔から使われていたのに、合成洗剤が台頭してきてからいったんすたれてしまったんです。それを、90年代後半から2000年代にかけて、もう一度復活させようと頑張ってきた人たちがいるんですよ。
もちろん、私もその中の一人で、石けんも復活させようと、頑張ってきました。
セスキ、炭酸塩、過炭酸塩は最近になって初めて聞く人も多いようです。だから目新しい部類に入り、今受けている。でも石けんは生活の中になんとなくあったので、目新しさはない。だから受けないのかも。
それと、石けんはいろいろ誤解されていて、「環境にはいいけど汚れ落ちはイマイチ」と思いこんでいる人がとても多いのです。
ちゃんと使えばこんなに汚れ落ちのいいものはないのに…。
そのやり方は、「ちゃんと溶かす」だけなんです。
これは合成洗剤も石けんも同じです。ちゃんと溶かすだけで汚れ落ちは全く変わってきます。その話はまた明日。
今日はちょっと力尽きました…