女の欲望

０５/０６/０３/金曜
今日は、夫本の打ち合わせで、編集さんがうちへやってきました。
で、夫に関する話をいろいろしていたら、女の欲望は果てしないなあ、という話になりました。

夫の新野（しんちゃん）は料理がすごくうまいし、私だけでなく、これは食べた人みんなが太鼓判を押すほど、味のセンスがいいんです。
お店で食べた料理はたいてい自宅で再現できます。
と、これはのろけではありません。

男が料理をしてくれると、みんな「いいわねー」とうらやましがりますが、でも、女の欲望は果てしないんだ、という話です。

料理をしてくれただけでありがたがっていた時期はすぐ終わり、次は「冷蔵庫の残り物を使った料理をしてくれよ」という願望がすぐに生まれます。
味はいいんだから、次はカロリー低めにしてくれよ、コストも抑えてね、という願望もすぐに生まれました。

家事をしてもらって、洗濯をしてもらっただけでありがたがっていた時期もすぐ終わりました。
タオルをたたんでしまうとき、折りたたんで輪になっている方を手前にして仕舞って欲しい。できれば色をそろえて欲しい。などと、欲望はまた限りなく生まれます。

掃除したあと、お香でも焚いてくれるとオシャレなのに。
食器もきれいなものを使って、見栄えを考えて盛り付けして欲しい。季節によって器を変えて欲しい、というのもあるし、庭の花なんか切って生けてくれよ、なんて願望もある。

本当に女の（というか私の）願望は果てしない。
そう、私は夫にマーサ・スチュワートか栗原はるみになってもらいたいんだな。
言っても、さすがに無理だと思うから言わないでいるけど。

願望を、言わずに胸にしまっていると、どんどん腹が立ちますよね。
だから、言わないけど、ここに書いておきます。

でも、これを読んだからと言って、夫が栗原はるみになるわけではないですが。ま、高望みするとあとが大変なので、今のままの夫で良しとしよう。
（でも、いつも同じ食器ばかり使うのはやめて欲しい・・・。せっかく買ったかっこいい食器があるんだから・・・）