10月12日~13日の台風19号では、事前に食料を用意しておいた。
ほかにも、テレビでもネットでもずっと言われていたことが、スマホの充電。フル充電すること、予備のバッテリーがあるならそれも充電しておくこと。
車のガソリンは満タンに。
家の周りのごみや飛び散りそうなものは片づけておく。
ペットボトルに水を入れて冷凍しておく。これは停電した場合、保冷材になるし、とかせば飲料水にもなる。
これらは事前にちゃんとやっておいた。
雨戸も11日夜から閉めていた(ちょっと早すぎたけど)。
もしまた東京へ避難するなら、それに備えて、洗面道具、着替えはバッグに入れておいた(前回、石けん歯磨きと化粧水を忘れたのが痛恨のミス)。
そのせいか、あまり慌てず、不安になることもなかった。
一番不安だったのはまた停電したらどうしよう、ということだ。
停電したら仕事にならない。パソコンを使うのには、ソーラーの電気だけだと不安がある。夜は使えないし。
15号の時に避難させてもらった友人からは、「停電したらすぐおいで」と言ってもらえたので、それはまた心の余裕になった。
しかし、台風は唯一、上陸する日時が予測できる災害だ。10月12日あたりが危ないとニュースで聞いていたので、11日までに必死で仕事を終わらせた。
おかげで、12日に一瞬停電があっても、またパソコンをもって東京へ避難することもなく、無事にやり過ごすことができた。
それはそれで、個人的にはよかったのだが…
台風19号のニュースを見ると、被害がまたもどんどん拡大していく…。
農業への打撃は計り知れない。
先の15号では、離農する人も増えるのではないか、というニュースもあった。そこへまた追い打ちをかけるような19号の被害…。
長野県では千曲川の堤防決壊で北陸新幹線の車両センターが水浸し、新幹線の車両が水に浸かった。ショッキングな映像に胸が痛む。
東日本大震災で家を流され、農地を流された方たちが、必死で頑張って復興していたところに今回の大水害。
胸が痛むという生易しい表現では足りない…。
こんなとき、どうやって前を見て、前に進んでいけるのか、どうやって応援すればいいのか途方に暮れてしまう。
少なくとも、私にできるのは寄付と、近所の被災ごみの片付けの手伝いくらいだ。
日本全国の人が応援しているし、海外からも寄付や応援のメッセージが届いている。
少しずつ、寄付やふるさと納税や、できる支援を少しずつ長く続けようと思う。