先週の10月25日。大雨の中、外出していた夫は、ハザードマップを見ていたので無事に帰ってこられた。
という話をご近所さんにしたとき、ちょっとすれ違いを感じる部分があった。
「ハザードマップ」と言うと、すぐに「やっぱりハイテク使える人はすごいわねえ」という反応だったのだ。
会話が進むにつれて、「ハザードマップ」というハイテクな情報機器があるのだと勘違いしているような印象をうけた。
「いや、紙の地図ですよ、市役所に行けばもらえますよ」という話もしたのだけど、怪訝な顔をされた。
ハザードマップという言葉は、意外に伝わらない。難しく考えすぎているのではないだろうか?
(そう思ったので、「携帯とかパソコンでも見られますよ」は言わなかった。そういうとさらにハイテク機器と勘違いされる気がして)
それより、「水害地図」「浸水予想地図」と言うほうがすんなり通じるんじゃないかな、と思った。(「防災地図」でもいいかもしれない。ただ、防災だと地震なども含むので、断層の位置も入っている地図と勘違いされるので、やっぱり水害地図、浸水予想地図がいいと思う)
ハザードマップで検索すると、自治体によってちょっとずつ違うけれど、浸水する可能性のある地域を色分けしたものが出てくる。崖崩れ予測区域の地図を出している自治体もあった。

水は低いところに流れるのだから、土地の高低差が分かればすぐに出せるものだと思っていたら、自治体の作るハザードマップはもっと丁寧だった。
川や湖沼の位置、土地の標高だけでなく、それに下水道や雨水調整池、過去の水害(浸水、溢水)のデータなどを入れてあった。じっくり見ると下水道や雨水の排水施設も知れて、すごく親切な地図だと思う。

自分の住んでいる町で、普段運転する人なら、大まかな高低差はわかっているはずだ。
その体感にハザードマップ(水害地図)が加われば、もっと高低差がわかる。やっぱり見ておくのは大事だと思った。
夫は9月の台風15号の前から、自宅周辺のハザードマップを見ては、どこそこが危ない、ここは大丈夫、という話をちょくちょくしていた。私にも見るよう勧めてくれたのだが、面倒くさくて私はその時は全然見ていなかった…。
今、私は自宅周辺の地図をガン見している。やっぱりそれは重要なことだ。
台風シーズンに、もし遠出をしなければならない場合は、行先のハザードマップを事前に見ておくといいと思う。
そして、ご高齢の方などに見るように勧めるときは、水害地図、浸水予想区域地図、などと言うほうが伝わりやすいかもしれない。
各自治体に必ずハザードマップがあるはずなので、みなさんぜひ、見ておくといいですよ。きっと役に立つと思います。
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