緊急事態宣言が出たあとで、立ち入り禁止区域で潮干狩りをしている人たちのニュースを見た。
テレビ局の人がインタビューしようとマイクを向けると、みんな顔を背けてそそくさと走り去ったりする。いけないことをしている、という意識はあるようだ。「密猟」という犯罪行為だしね。
そんな中、顔にぼかしを入れたり、首から下だけを映した状態で話をする人もいる。
私が見た限り、多い意見は「みんなやってるじゃないか」と「こんな柵だったら誰だって乗り越えるよ、もっと高い木の塀を作れ」「もっと大きな看板にしろ」というもの。
これは、昨日今日のニュースだけでなく、毎年、密漁シーズンのニュースで必ず出てくる意見だ。(意見、というより「言い訳」ですけどね)
今年は特に「緊急事態宣言」が出ているので、「この時期にこんなに人がたくさん出ている日本って何?」というような論調で、海外でも放送されたらしい。
ドイツ在住の友人からの報告によると、何人ものドイツ人の友人から「なんで日本人はこんなに危機感がないの?」という質問をされたという。
また「日本人って周りの目を気にする人が多いといわれているのに、なんでこんなにルールを守らないの?」という質問もあったという。
ほんとそれ。
大勢の人が見ている前ではごみを捨てたりしないとか、周りの目をすごく気にして、ルールを破らない。目立つことをするな!という同調圧力がかかって、みんなルールを守る。
しかし、誰かがルールを破ってそれに追従する人が多くなると、それを止めようとしなくなる。みんなルール破りを倣ってしまう。
ルール破りを咎める人が目立ってしまうので、これもまた「目立つことをするな!」という同調圧力だと思う。
どうせ同調圧力かけるなら、いい方向にかけてほしいよなあ。
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