ここ2週間ほど靴を履いていない。
つまり、外に出ていないということだ。
そういえば、若いころ、25~26歳くらいのころ、家で仕事をしていて、アシスタントさんに来てもらうので、買い物もついでにしてもらっていた。買い物に出ないと、1か月くらい靴を履かないときも普通にあった。
これを言うと驚かれるのだが、漫画家なら、この状況、わかってもらえると思う。それくらい漫画家は出不精だ。
しかし、自宅待機してテレワークしている人たちがなんだか辛そうで、ストレスを感じるというツイートなどをよく見かける。
漫画家は在宅が基本なのでそういうストレスとは無縁、という人が多い。むしろ外に出るのが嫌い、という人もいる。
自宅にこもりっきりなので運動ができず、体重が増えてきた、という悩みも聞いた。
あら!
自宅待機で体重増なんて、ありえないわ!
わたくし、自宅待機になる前から体重は増え続けていましたから!
……と、高らかに宣言してどうする…。
まあ、在宅仕事しかしたことがない私だから、家から出られないストレスはあまり感じない。
靴を履いていないのも、特に困っていない。足の指が靴で締め付けられないのはありがたい。
家の中でじーっとしているのが好き。
そういう人間だから漫画家になれたのか、漫画家という職業がこういう性格にしてしまったのか…。
どっちだろう?
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