めんつゆを手作りした場合、賞味期限はいつまでなのか不安になることもある。
「あれ、これいつ作ったやつだっけ?」とか。
うちでは1か月くらいは何事もなく保存できているけれど、たまに2か月近く経っていることもある。(カレンダーに作った日時を入れておくと後で役に立ちます)
だからと言って、全員に「二か月保存大丈夫!」とは言えない。作るときの消毒状況や、冷蔵庫のドアの開閉状態によって保存可能時期が家庭によって違うから。(冷蔵庫のドアは頻繁に開けると庫内の温度が上がる)
保存容器の消毒具合で保存期間はけっこう変わるので、ここはきちんと消毒したい。
うちではガラス瓶(お酒の4合瓶=約720ml)に入れて保存しているが、必ず熱湯消毒している。
(ペットボトルに入れると、匂いが付きやすいし、熱湯消毒も難しいので、うちでは使わない)
ガラス瓶のほうが熱湯消毒が楽ちんだし、匂いがつかず、洗えばきれいになる。
熱湯消毒と言っても超簡単。流しで沸騰したお湯をかけるだけ。
ビンだけでなく、鰹節を濾すザルとビンのキャップも一緒に熱湯をかけること。
熱湯をかけると熱くなっているので、火傷に注意!
キャップやざるも素手で触らず、水気を切ったらペーパータオルで拭きとるとか、なるべく手を触れずに乾燥させる。
ビンはさかさまにして中の水気を切る。うちでは流しにワイヤーネットをおいているので、それに刺してさかさまにして乾燥させている。ビンの口がいろんな場所に触らないよう気を付けること。
ワイヤーネットがなければ、ペーパータオルの上にさかさまに置くとか、いろいろ工夫して、中を乾燥させること。
めんつゆを入れるときはビンの口を手で触らないように。
いくら頑張ってもばい菌やカビの胞子などを完全にゼロにすることはできない。いくら消毒しても数年も保存できるわけではない。
でも、できる限り少なくしておくことが、保存期間を少しでも伸ばすことになる。
全然消毒してないと2~3日でダメになるものが、一般人の個人宅でも、出来る限りのことをしていれば1~2か月は持つ。
今、コロナウイルスで消毒のことが頻繁に言われていて、手を洗うこと、手のばい菌、ウイルスをほかに移さないこと、などいろんな注意事項が出ている。
その注意事項をめんつゆ作りにも生かしてほしい。
注意
ガラスビンは繊細なうすーいガラスビンじゃなければ、熱湯をかけても割れることはないはず。
お酒のビンなどはもともと熱湯消毒してあるビンなので、まず割れません。
もし割れたら、ヒビがあったのかも。ヒビがないかどうか確かめるのも必要です。
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このめんつゆ、中身は醤油、酒、みりん、砂糖という、もともと常温で置いていても長期保存ができるものです。それに鰹節が入っているわけですが、鰹節ももともと保存食。ぬらさない限り常温で長期保存ができます。
それでも、腐らせないためにも、熱湯消毒はちゃんとやりましょう。お湯沸かしてかけるだけなので、消毒液何パーセント溶液を作る、とか、そういう面倒がありません。