自分の骨粗しょう症がものすごく重いレベルだと気づいてから、いくつか治療を始めた。
もちろん病院では薬を処方してくれたし、運動するように、日に当たるように、という指導はあった。
薬はまじめに飲んでいたけれど、運動はもともと嫌いだったのでほとんどしていなかった。日に当たるのも、めんどくさいし、そもそも日光が燦燦と降り注ぐ時間帯には起きてないし、これもやらなかった。
しかし、骨粗しょう症をよく調べると、自分のレベルがものすごく悪い状態だと知る。
そして、薬を飲んでいただけでは骨密度はまったく上がってなかったことに1年以上かけて知るのだ(半年ごとに測定して、3回目でようやく気付く)
一回目の測定時。骨粗しょう症決定。薬が処方され、まじめに飲んだ。次は骨密度上がってるだろう、と楽観的。
2回目の測定時、骨密度上がってないので強い薬が処方される。「まあ、薬が弱かったからしかたない。今期飲むのは強い薬だから次回の測定時には上がってるはずよね♡」という危機感のなさ。
3回目の測定時。全然上がってない。強い薬(破骨細胞の働きを阻害する)を飲んでも上がらないということは、骨芽細胞が一切働いてないということではないか。
ここでようやく本当の危機感を持った。
破骨細胞>骨芽細胞 この不等式を
破骨細胞<骨芽細胞 にしなければならない。
骨芽細胞の働きを活発にするには、骨に衝撃を与えること。トントン軽くジャンプ、かかと落とし、歩く、走る。
そして日光に当たる。
20代後半、ライターの友人が骨粗しょう症の取材をしていろいろ教えてくれたので、実はこういうことは情報として知ってはいた。
だから、ほんとに数年に一回くらいウォーキングしたり、かかと落としをやってみたりしていた。でもほんと10年に1回くらいの頻度。やらないのと同じ。
でも「一応やってるし~」という甘い考えに支配されていた…。バカだった…。
その甘い考えで30年過ぎた。その結果が重い骨粗しょう症だ。
治療を阻むもの、その1がこの「甘い考え」だったのだ。
今、ようやくその甘い考えを捨てて、少しずつ治療を始めている。
生まれて初めて真人間になった………、ような、気がする。

写真は4月の半ば過ぎ。ようやく歩き始めたころ。
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