地球上にある水のうち、地表にある淡水は0.01%しかないという事実。
そのわずかな水は、地表にどうやって存在しているのか。
川の水は常に流れているし、湖や沼の水だって蒸発するし、ずーっとそこにとどまっているわけではありません。
地表水はどこからきてどこへ行くのか。
その説明が、この図です。

海水が蒸発 → 雲を作る → 高い山にぶつかり雨を降らせる → 地面にしみこみ地下水となる → 川へ流れる → 海へそそぐ → 蒸発して雲を作る…
この循環がうまくいっていると、人間が使える淡水が生まれます。
生まれた淡水は川の水として流れ、海、空、山、地下、川、海と、何十億年も循環していました。
当たり前のことですが、人類が生まれる前から水は循環していたのです。
しかし、人類が道具を発明し、文明を発展させていく中で、川の水をたくさん使いすぎたり、地下水をくみ上げすぎたり、川に汚れを流したり、いろんな害が出てきました。
地球上にあるわずかな淡水を汚していいわけがありません。(もちろん海水だって汚していいわけがないですが)
汚れを浄化する機械(浄化槽など)を発明したり、河川の清掃活動をしたり、そういう活動をしている人たちが日本にはたくさんいらっしゃいます。
そういう人たちを表彰し、活動を応援するのが日本水大賞です。
これが一番わかりやすい水大賞の意義だと思いますが、これだけではありません。
最近頻発する水災害…。
これは地球温暖化による海水温の上昇から、海水が蒸発するスピードが上がり、水蒸気の量も増え、それによって雨量も桁違いに増えてきました。
災害が昔より大きくなっているのです。
そして、水大賞が募集する活動のカテゴリーには、「水防災」があります。
募集要項にはこうあります。
水防災…防災教育、住民避難の円滑化への取り組み、水防災に対する安全性の向上に資する技術の開発・普及等
過去の受賞歴の中には、防災教育を徹底した学校や、洪水を予測し警告を発するするシステムを作った企業など、いろいろな活動があります。
ほかのカテゴリーもあります。
水資源、水環境、水文化、復興
詳しくは少しずつまた書いていきます。
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