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赤星たみこの戯言・放言・虚言日記♪ akaboshi.exblog.jp

漫画家・赤星たみこの日記です。 


by akaboshi_tamiko

アンとローラのオタクだったのか…

NHKで「アンという名の少女」が放送されている。
まだシーズン1だが、私はNETFLIXでシーズン3の最終話まで見てしまった。仕事中、ラジオ代わりにずーっとつけっぱなし。

で、このドラマをずーっと見ていて、どうも私はアンオタクだということに気付いた。

夫と見ていて、登場人物の名前が出てくると、すぐに原作ではどういう人だったか、という話をしてしまう。
「このルビー・ギリスは学校の先生になるんだけど、キレイでモテモテで、でも結核で亡くなるんだよ」
「ムーディ・スパージョンはアンのことが好きで崇拝する」
「ブリュエット夫人は、アンが『錐のような人』と評して、マリラが内心噴き出すんだけど」
「パイ家の子供は代々わんぱくで、レイチェル・リンドから小ばかにされてる」…

うう、たいていの登場人物がフルネームで言える…。
しかし、この設定、ドラマではすごく変えられている。原作と違う性格になったり、数人を合わせて一人のキャラになっている人物もいる。それはそれでまあいいんだけど…(ちょっと混乱はするけど)。

現代的な視点の事件がいくつか起こるので、それもまた、今の時代に必要なことなのだろうと思う。

原作の時代背景が何となくしか把握できてなかったのでちょっと調べてみた(こういうところがオタク気質なんだろうな…)。
アンとローラのオタクだったのか…_b0019674_01071848.jpg

アンだけでなく、19世紀中盤から20世紀初頭に書かれた英米の児童文学が、日本ではたくさん出版されているので、その本たちがどんな順番だったのかも興味があった。

アンとギルバートが授業でスペリング競争をするのだが、大草原の小さな町にも、町のイベントとして「スペリング大会」をする、というエピソードが出てくる。

単語を言って、そのスペリングを一文字ずつ言って正確さを競うというもの。
英語の綴りは発音しない文字が結構たくさんあるので、それもゲームにしやすいのだと思う。

これはアメリカ・カナダの児童文学やドラマによく出てくるんだけど、ほかの英語圏の国ではどうなんだろう?
イギリスやほかの英語圏の国でのスペリング大会、ご存知の方は教えてください。

書こうと思うとどんだけでも書けてしまうアン、ローラネタ。
お楽しみに!(って、お楽しみにする方、いるかな…)


by akaboshi_tamiko | 2020-10-12 01:08 | 読んだ観た聴いた | Trackback | Comments(0)