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通販で買い物するコツ

通販を利用することが増えた。

以前と比べると、通販ページ商品説明に「素材」の説明がなくなってきた。これ、すごく困る!

衣類であれば繊維の素材=ポリエステル○%、綿○%といった表示があれば毛玉のできやすさが予測できるのに…。

衣類の表面の拡大写真だけではわからない。化繊の割合が多い布は毛玉ができやすい、と昔の人は体感でわかってるからなー。
これって、昔の人は手触りで化繊か正絹かウールかなんとなくわかったので、着物をつい触るのは、素材確認のためだと思う。近所の呉服屋のおばちゃんや近所の人もいつも触って確認していた。(もちろん、相手に一言断っていたけど)

おっと話がそれた。
靴やバッグの通販サイトだと「本革」と書いてあるだけで、牛か羊か豚なのか明記してないものは合成皮革。
(ファー、と書いてあるものもフェイクファー。リアルファーなら、ウサギ、タヌキ、など動物名が必ず入る)

あと、牛革【風】皮【素材】と、余計な言葉がくっついているのも合成皮革。

本物の牛革ならそう書くだけ。とか素材とついたらそれは合成。

合成皮革は縫い目が大きい(細かな縫い目だとそこから敗れるから)。革製品は縫い目が小さい。皮の端っこの断面を見るとか。
通販で買い物するコツ_b0019674_21381930.jpg

あと皮の匂いと合成皮革のにおいの違いとか、本革or合成皮革かを見分けるポイントがいくつかある。
それを知っていると、何かと便利。

一番わかりやすいのは燃やしてみることなんだけどね。少し切り取って燃やしてみると、合成皮革は溶けて垂れてくる。
本革は獣のようなにおいがして、溶けるのではなく、燃える。

ポリエステルの着物か正絹の着物かも、繊維を少しとって燃やしてみるとすぐわかる…
けど、それを常にやるのはさすがにちょっと無理。

そういうことを知らない人のための素材表示。
素材表示をきっちり確かめて買うのがコツだったのに、表示がなくなってきたのは、本当に困る。
困ります…。

by akaboshi_tamiko | 2021-06-08 21:40 | つれづれ日記 | Trackback | Comments(0)