日之影・人情編2(7/12~17)
ここしばらくは、7月12~17日に帰省したときの話を書きます。 (仕事関係者の方々、今は千葉の自宅からです。7月15日の出来事を、今、数日にわたって書いているのです~)
まずは7月15日に、オータさんと一緒に高千穂峡に遊んだときの話の続きです。
昨日は高千穂駅で偶然出会った女の子、Sさんと一緒にタクシーで高千穂観光をしたことを描きました。
天岩戸から天安河原(あまのやすかわら)へ。
これがその天安河原です。

ここは、石を積み上げると、願いがかなう、と言われていて、いたるところに小石が積み上げられています。だから、ここは願いがかなう明るい場所なんですよ!!(力説!!) と言っておかないと、すごく幽玄すぎてちょっぴり怖い・・・。
暑い日でしたが、本当に涼しくて、ひんやり・・・・。一人では来れない場所ですねえ・・・。
天安河原を堪能してから、次は高千穂峡へ。

高千穂の水源地にもなっているので、美しい水がこんこんと湧いています。で、この池には鯉が泳いでいるんだけど、私にとってはそれは普通のこと。
でも、オータさんは「あっ、せんせー、鯉がいますよ!」と、大喜びで私を呼び止めたらしいんですが、私は鯉なんか気にも留めずさっさと歩いて行ってしまったんです。
オータさん、「せ、せんせー、鯉ですよ? 鯉がいるんですよ~~?」と、あげた手を下ろせずにいたらしいです。す、すまん、鯉が泳いでいるのって、私には普通のことだったんだよ~。
さて、その水源池から遊歩道を行くと、有名な高千穂峡です。
ここは今、 「おーいお茶」のCMにも使われている場所です。

この滝は真名井の滝と言って、17mの高さから美しい水が白いしぶきとなって落ちてきます。
見るからに涼しげできれいでしょ~~~?
伊藤園のお茶のCMでも、あれは一体どこですか? という質問がたくさん来ているそうです。ふっふっふっふ、宮崎の人間なら誰でも知っている、西臼杵郡高千穂町の高千穂峡ですから。
覚えておいてソンはないですよ! ぜひ一度おこしください。
(ああ、高千穂の宣伝ばかり・・・。日之影の宣伝もそのうちしますので、待っていてくださいね>日之影の方々)

ボートに乗っている人たちを上から見ると、みんな楽しそう。オールがボートに当たる音がガコンガコンと大きく響くので、ちょっとびっくり。狭い谷だから音が共鳴するんでしょうね。
ここは、夏は流しそうめんが食べられます。冬はカッポ酒(竹の筒にお酒をいれて焚き火の周りにさしておかんするお酒。竹の香りがついて美味しい。注ぐときにカッポカッポと音がするのでカッポ酒という)もあります。

高千穂峡の岩は柱状岩といって、阿蘇山の溶岩がゆっくり冷えて結晶化して出来たもの。柱状節理とも言います。
本当に、何本もの柱が立っているような岩。昔の人はこれをなんだと思ったでしょうね。褶曲して横になったものは、神様が創った階段とか、そんな風に思ったのかもしれません。

これは水の浸食で岩肌に穴があいています。
さすがに神話の国ですから、この穴を田力男命(たじからおのみこと)の指のあとだと言い伝えていて、近くにある大きな岩(写真撮りわすれたけど)は、田力男命がお手玉にした岩なんだそうです。
この話、夫が大好きで、「昔の人の想像力はすごいなあ!」と、結婚当初、日之影に行ってついでに観光したとき聞いた(18年前)話を、今も楽しそうに話します。ホント、昔の人の
はっ、写真が多いと開くのが大変なので、今日の日記はここまで!
またお楽しみに~。