病院のレイアウト
前回の予約日、うっかり忘れて行かなかったので。
予約がないので早めに行くと、受付マシンはまだ作動しておらず、「受付時間前に来た方は整理券を発行します」と張り紙があった。
この整理券の発行機が、受付マシンからそこそこ離れているのだ。
何十メートルも離れているわけではないが、お年寄りとか、病気の人、ケガしている人にはちょっと辛い距離だ。
私は4番の整理券を取って椅子に座っていたら、受付マシンの前に80代くらいの男女が立って、張り紙を見ている。
しかもずーっとその張り紙を見て周りを見回し、二人で何か話し合いつつ、受付マシンに診察券を何度も入れている(受け付け始まってないから戻ってくるんだよね…)。
思わず立ち上がってその二人のところへ行き、「時間前なので整理券が必要なんですよ。あっちで整理券出ますから」と伝えた。
男性は女性に「整理券がいるから待ってて…」とボソボソとつぶやき、私が指さしたほうへ歩いて行こうとした。しかし、足が不自由な方のようで、ものすごくゆっくりとしか歩けなかった。
この方よりも後から来た人が先に整理券を取ってしまうのも業腹なので、私が速足で整理券を取りに行き、この男性に差し上げたのだが、私は「どうして整理券発行の機械がこんなに遠くにあるんだよ!」と、憤慨してしまった。
この高齢のお二人、女性のほうは受付マシンにつかまってじっと立っていた。あまり歩けないのかもしれない。男性のほうはたぶん付き添いで、だけどゆーーーーっくりとしか歩けない人だった。
そういうこともあるんだから、受付マシンと整理券発行機は隣り合わせて設置すればいいのに!