選挙カー

０５/０９/０１/木曜
選挙カーが近所を走っている。

立候補者の名前を連呼している。

う　る　さ　い　!!

ああもう、超うるさい!!
名前を連呼したって、政策はわからないじゃないかっ!!　何をやりたいのか、なにをするつもりなのか、具体的なことを言うのなら、新聞の候補者の紹介記事が出るからせめてそこで言って欲しい。
本当はポスターに政策を載せて欲しい!!　のだが・・・。

でも、法律で、ポスターやはがきには政策を載せてはいけないのだそうだ。
むか～～～～～～～～しの法律で縛られているのだ。
昔、お金のある候補者と、お金のない候補者が平等に選挙で戦えるようにと、決まった法律だそうだ。

なんでかというと、お金のあるほうがポスターをつくりはがきを出してそれ政策を載せることができるから。お金のない候補者はそれができないから、ポスター・はがき・チラシには政策を載せてはいけない、となったんだって。

今どき、どんな候補者だってポスターは作る。はがきは出す。何十年も前の法律を誰か変えようとは思わないのかっ!!

きっと、変えたくないやつがいるのだろう。
政策をキチンと議論されるとボロが出るから、政策はうやむやのままにしておきたいと思う政党がいるのだろう。

しかし、ポスターに政策、載せてくれよ。
誰でもポスターに政策を載せてくれたら、有権者はそれを見て、検討できるじゃないか。
新聞に載っても、うっかり忘れることがあるけど、ポスターなら投票の日まで、同じ場所に貼ってあるのだから、見たいときに見られる。

ポスターにあるのは、候補者の笑顔とたいていが「クリーンな政治」「明るい未来」「変えます！」「日本を変えよう」「福祉の充実」とか、まあそんなどうでもいいイメージだけのキャッチフレーズばかり。
最初はどうしてそんなどうでもいいことばかり書くのか、と不思議だったけど、法律の壁があると知って、なんだかがっくりきた。

私は具体案が聞きたい。
具体的な政策が聞きたい。
政策を討議する番組でも、話がかみ合わないし、みんな声がでかいだけ。
具体的政策を出してくれよ。

とりあえず選挙法の改正案を出して欲しい。
選挙カーで回るのは禁止。何デシベル以上の音を出したら選挙違反。ポスターに政策を詳しく載せること。とか、いいなあ。そういう政策を出す候補者がいたら一票入れるけどねー。

選挙カー、もうやめて欲しいっス