冷めた目
冷めた目で、「そんなことやっても無駄」「どうせダメなんだから」という目で見るひとがいる。
わかっている。
ダメなのはもう、自分の目で見て確かめてきた。
だけど、なにもせずに終わらせるより、ダメでもともと、なにかしてみて、少しでも変ればめっけもん、ダメもとでやってみよう。ただなんだし。誰からもお金も取ってないんだし。自分の体のカロリーを消費しているだけなんだし。あなたにお金を出させてないし、今、ソンはさせてないんだから。
でも、「そんなことやっても無理」「不可能だよ」と思いつつ、がんばる人に対して「ありがとう」と言ってくれる人もいる。
こちらこそ、そう言ってくださるその心がありがたくて、嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいになる。
ダメだとみんなわかっている。
でも、冷めた目でダメだというのと、温かい目でダメだというのでは、意味が違う。結果が違ってくる。
冷めた目でダメだと言うと、そこはもう未来永劫、何も変らない。
暖かな目で何もかもわかった上でダメだというのは、これからさき何かが変るきっかけがあると思う。
冷めた目より、覚めた目を持ちたいと思う。