長野市で講演でした
今日は長野市で講演でした。
朝10時半の電車で東京へ。東京から新幹線で長野市へ。
長野市は新幹線の終点なので寝ていけるのがいいですねー。寝ていて乗り過ごすことがないから。
講演はすごく反響がよくて、びっくりするくらい。
男性が多いと、反応が悪いことがあるんだけど、今日は男性が多かったのにすごく反応が良かったんです。
終わった後もみんなニコニコして楽しそうに質問したり、本を買ってくださったりして、いや~、ありがたい。
関係者の方々、どうもありがとうございました!
さて、今週はNHKのドラマ「ハルとナツ」を見ながら仕事をしていました。
北海道に住む家族が、戦前、ブラジルに移民していきます。そのとき、ハルとナツの姉妹が離れ離れに・・・・。
感動的な話しで、涙を流しながら見ていたんですが、うるさいのがしんちゃん。
北海道弁が北海道弁に聞こえない、というのが気に入らないらしく、「ああっ、ここは『~べさ』って言うべきところだろ!!」 「あ~~、『~んでないかい?』って、こんなところじゃ使わん!」 「『な~んも』とか『な~んもだぁ』って一度も出てこんじゃないか!!」 と、怒りつつ見ていました。
特に、北海道人なら必ず使う「な~んも」「な~んもだ」というのが一度も出てこなかったことにいたくオカンムリでした。確かに、北海道の義父母と話をしていると、必ず「な~んも」という言葉が出てきます。な~んも、だ。 という風にも使いますね。
あと、戦前の北海道の冬のシーンで、かんじきをはかずに歩いているやつはいない!という指摘も。
それから、かんじきがなくても、長靴にわらをまいて滑り止めにしていないといけない! とか、雪のべたつき具合があれは北陸だ、とか。まあ、細かい細かい。
確かに、ご当地ドラマになると、その地方に住んでいる人にとってはすごく違和感を感じることってありますよね。
私も宮崎が舞台だと、言葉が違う、、、というのはよく感じます。
あと、地域の位置関係とかも、「それ、車で行くのだって大変だぞ~」とか、「そことそこは、すっげーはなれているよ~?」ということも感じます。
私も細かくなってしまいますね、やっぱり。
ま、地元というのは、地元の人にしかわからないねたがたくさんありますからねー。
地元の人以外の人が書いたその地域のこと、というのは、やはり、見る目が厳しくなってしまいますね。ドラマ作りの方々には気の毒だけど・・・。
でも、北海道出身の夫を見ていると、寒さや雪や湿度に対する感受性というかセンサーが、私と全然違っていて、面白いなあと思います。
寒さを家に入れ込まないようにする執念(いや~、工夫とか努力というより、ホント、執念みたい)は、宮崎出身の私から見ると、すごいものがありますね。
方言のドラマは難しいですね〜。
まず「○○(県名)弁」と司会の方が言った時点で、「違うだろ」と画面に向かってツッコミを入れていました。
その県は、2つの「くに」が合わさってひとつの県になったところだったからです。
親戚がその県に住んでいたから気づいたものの....
完璧に、というのは無理にしても、それなりにリサーチしてほしかったなぁ。
(札幌では「なんもさ〜」ってのが定番のようです)
さりげなく、相手の感謝の気持ちを温かく受け止める最高の言葉です。
それとは別に、私は関西出身なので、最近放送中のキンチョーのCMでの沢口靖子さんの関西弁爆発がツボです。
彼女は標準語で話す時は気取った女風なのに、ネイティブのイントネーションになると、俄然関西人の軽さやユーモアを感じさせてくれます。
自分の捨ててる風の「だれが26やねん」と言う間!すんばらしいです!!
私も故郷を離れて20年。関西弁と関東イントネーションのバイリンガルになりつつあります。
でも、自分の感情が高ぶってくるとやはり関西弁に。怒ると「あほちゃう?!」
娘がそれを面白がって「わ〜、母さんの関西弁爆発〜!!」と受けてくれるのが励み?です。
先生も、夫婦げんかの時は宮崎の言葉ですか?
あまりたびたびロケがあるので(昔から、映画のロケが盛んで、100本以上が撮られています。最新作は「博士の愛した数式」)ほとんど誰も気にしてません(映画、ドラマ、CM、PVと、かなり大物の役者や有名なアイドルなんかも来てるんですけど)。
たまたまテレビで観て、ああ、また来てたのか、くらいになってしまっています。
舞台の位置関係は、もうジグソーパズルにもならないくらい組み替えられてますね。
信州弁は、あまり際立った特徴が無いので、語尾に、中南信の方は「ずら」東北信は「だに」をつけておくと、なんとなくそれっぽくなるというお約束になっているようです(^^)。
でも、外では何重にも防寒対策をしなければ凍えるもん、せめて室内では薄着でリラックスしたべさ。
私は生粋の道産子ではないですが...言葉には結構こだわりがあるので
やはりドラマを見ながら北海道弁につっこみを入れてしまいそうです。
毎日仕事で北海道弁の年配者と話していると
な〜んも、とか、ちっちゃこい、とか
サビオ、とかごく普通に使ってしまうんですよね(笑)
国生さゆりは鹿児島県出身じゃなかったでしたっけ? それで完璧な広島弁を話したのなら、すごいですね! 私も今は宮崎弁と東京弁と千葉弁と北海道弁がミックスされています。一番強いのは宮崎弁と北海道弁かな~。
静岡県なんかは三つのくにが合わさって出来た県だとかで、言葉も西部が遠州弁、中部が駿河訛り、東部がみなと言葉と言って、全然違うんですって。でも全部あわせて「静岡弁」って言うそうです。
そういえば!! 最近ですが、宮崎弁がすごく出るようになって(父の介護で帰ることが多くなったせいですが)、夫婦喧嘩にも宮崎弁が出ますね! 気づかなかったなあ。
信州弁は「だに」が付くんだに? (あ、全然違う?)
頻繁にテレビのロケがあるのも、景色が美しいことが一番でしょうが、東京からの距離もちょうどいいし、気候がいいことなどもあるでしょうねー。昨日行ってみて、涼しくてからりとしていて、ホント過ごしやすかったです。信州そばも美味しかったし。ロケに来るテレビ局が多いのも肯けます。
お一人ずつつけようとしたら、ちょいと大変だったので、ここでまとめてレス入れますね。
sinosanさん
寒さを入れないようにするのは、ホントに「執念」ですね~。
うちの夫は湿度さえなければ夏は30度でも35度でも平気なんですよ。でも、秋に18度とか涼しくなっても、湿度が50%以上あると、汗をかくんです。不思議です。
SUZUNAさん
やっぱり毎日使うと、その土地の言葉になりますよね。
ところで、サビオって、、、? バンドエイドみたいな傷口にはるテープにサビオってありましたけど、それのことでしょうか?と、今夫に聞いたら「そうだよ」と言ってました。
しかも、指に怪我をして何かを巻くことも、サビオと言うのだ、と言ってました。動詞かいっ。