漫画家・赤星たみこの日記です。 

by akaboshi_tamiko

似顔絵と自画像

06/06/24/土曜
仕事で似顔絵を描いてます。
似顔絵は、本人が怒るほうが似てます。

高校のとき、美術部で、似顔絵描きをしました。
同級生の女の子がふっくらしていて、その子を描くとき、実物より細く描きました。
周りの友達が「あの子、こんなに痩せてないよ。もっとふっくらしてるよ」と言ったくらいでしたが、でも本人はその絵を見て「え~~~、私こんなに太ってるの???」とガックリ来ていました。

周りの人が見ている「その人」と、その人の「セルフイメージ」には差があるんだなあ、ということをこのとき知りました。

そして、たいていの場合、セルフイメージって、現実の自分より良かったりします。

別の友達が「セルフイメージは実物より必ず上だから」と言ってるのを聞いたとき、私はそれに反感を持ちました。
「いや、そんなことはないよ。私は自分に全然自信がないし、いいイメージなんて自分で持ってないし。セルフイメージはすごく低いよ」と思ったんです。

でも、そのときの自分の心をよ~~~く考えて見ると、「私は○○がダメだ。私は全然ダメだ。私のここがダメだ」と評価していたわけだけど、その心の奥に、「こうやって自分を低く評価する私は、うぬぼれている人に比べたら謙虚だよね」という高い評価が隠れていました。

セルフイメージは、どうがんばっても、他人から見たイメージより高く設定するのが人間というもの。

そして、どんなに自分を低く見積もっても、人間、どこかで高く見積もる部分も絶対持っているはずだと思います。

私はねー、人と付き合うとき、ごく少人数の友達以外とは、なあなあで行きたい人です。
仲良しこよしで行きたいなあ。八方美人で行きたいなあ。
だれとでも仲良く、上っ面の付き合いでいいから、仲良く角を立てずになあなあで行きたいです。
それは、悪いことじゃない、すごくいいことだ、と自分では思ってます。

私のセルフイメージというか、なりたい人のイメージは、周りに気を使う優しい人。気配りの人。
でも、それは「なあなあ」「八方美人」「議論の出来ない人」「真剣味のない人」と言うイメージも持たれるでしょうね。でも、それでいいと思っている私。
それって、どうなんだろうね? いいのか? 悪いのか? よくわからないけど、まいっか。デフォルトが「なあなあ好き」だし。
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by akaboshi_tamiko | 2006-06-24 22:28 | Comments(4)
Commented by 黒豆 at 2006-06-25 09:40 x
例えば、リフトの上から下を滑っているスキーヤーを眺めて

あの人カッコ悪いなあ=ほんとは自分も似たようなもの
あの人はわたしよりちょっと下手=ほんとはどっこいどっこい
あの人はわたしと同じくらい=ほんとは自分よりかなり上手い
あの人はちょっと上かな=ほんとは相当な上級者
あの人はだいぶ上手いなあ、もうじきあのくらいになれるかな=ほんとは自分は到底手の届かないレベル

まあ、自己評価って、そんなもんですよね(^^)
Commented by fuxok at 2006-06-26 01:45
こんにちわー
私も数少ない大切な人とは、いつものんびり、仲良く、気持ちよく行きたいと思っています。

大切な事も、熱い事も皆さんそれぞれ、どなたももっているという事を理解していて、だからこそ私といる時は、あえてそれを熱く語り続けたり「しなくていい」ことを理解してくれる人、がいいなぁ。(あれ、なんだか矛盾しているかしら)
Commented by akaboshi_tamiko at 2006-06-27 16:06
黒豆さん
ホントに、自分を見る目の甘いことと言ったら、私の場合はチクロのごとく甘いです。ハチミツくらいならまだしも・・・。
Commented by akaboshi_tamiko at 2006-06-27 16:10
fuxokさん
そうなんですよ~。
みなさんどなたも「熱い想い」「大事にしたいこと」はそれぞれ持っている。それを知っているからこそ、あえて熱く語らない、という付き合い方って、いいですよね~。熱く語らなくても、相手の熱い想いは知っている。そういう人と付き合うのが、私も嬉しいです。矛盾じゃないと思いますよ~(^^)