休むに似たり
今日は相模原市で講演でした。
午前中に行って、ごみ処理場の見学もさせてもらいました。面白かった~~!
さて、タイトルの「休むに似たり」ですが、この言葉の前には普通は「下手の考え」が付きます。
下手な考えは、どんなに考えても休んでいるのと変わらない、という意味ですね。
それが普通の慣用句なんですが、私の場合は、自戒をこめて、
「論点がずれていると、どれだけ話し合いをしても『休むに似たり』である」と思っています。
論理の立脚点が違う人同士が話し合いをしても、「休むに似たり」になります。
前提が違ったり、違うことに気づいてない人同士が話し合っても「休むに似たり」です。
最近、論点が違う人、前提が違う人、考え方の方向性が違う人と話をしなければならないことがあり、論点のズレを矯正することがとても大変でした。
論点がずれている、視点がずれている、前提がずれている、ということをわかってもらうのは至難の技です。相手は同じ論点だと思い込んでいるから。ま、時間があれば話し合いを続けるけど、時間がないときは優先順位の上のほうからやらないと。まずは締め切り一つ、二つ。