献血出来る人、出来ない人
昨日、打ち合わせで東京へ行き、帰りに友達に会いに渋谷へ行きました。
待ち合わせ場所の近くで献血の呼びかけをしているのを見かけました。
血液が足りません、ぜひお願いします、と道行く人にかなり必死の形相で呼びかけているのを見て、夫と二人で献血に協力することにしました。
ただ、私は高脂血症で薬を飲んでいます。漢方薬も。
夫は高血圧の薬を飲んでいます。
それでも大丈夫ですか? と、入り口で聞いたら、「薬にもよるので、中で医師に聞いてください」とのこと。
ビルの中に入ると、献血がすんで腕に止血バンドを巻いて休んでいる人が5~6人いました。
「へ~、意外にたくさんの人が献血しているんだなぁ」とちょっと感心。
そして、医師に聞いたら、私の薬も、しんちゃんの薬も、問題ないということで、献血への意欲が高まりましたよ!
登録のために受付カウンターへ行き、質問用紙をもらいました。
質問用紙というのは、「過去に麻薬をやったことがある/ない」などで、いろんな病気に感染していないかどうかの質問や、過去○年~○年にヨーロッパに滞在したことがある/ない などの質問です。これは滞在日数が半年以上になる人が対象でした。旅行で7日間、くらいだったらOKでした。
しかし、私はある質問に引っかかりました。
「過去に輸血を受けたことがある」
私は子宮がんの手術をしたとき輸血を受けたのです。
でも、それはもう10年も前だし、その後の血液検査で病気に感染していないのはわかっています。だから大丈夫だと思っていたんだけど、過去に一度でも輸血したことのある人は、献血できないのだそうです。
そして、子宮がんの人は、ホルモンの影響もあって、献血は出来ないのだそうです。
私自身がたくさん輸血してもらって助かった命なんだから、お返しに献血したい、と思ったんだけど、ダメだった・・・。ちょっと寂しい~です~。
で、夫のほうは、学生時代に何度も献血していて、今回も軽い気持ちで行ったのに、高血圧の薬はOKだったけど、ホルモン補充療法でホルモン剤を注射されているので、それが引っかかって、ダメでした。
血圧もちゃんと安定していて、さあ、やるぞ!と意気込んでいたら、「注射」の項目に引っかかったわけです。
注射してから最低1ヶ月あけないと、献血できないのだそうです。
それから、ホルモン剤も、植物由来のものならいいけどヒトから作ったものはダメとか、いろいろあるみたいです。
なので、そのホルモン剤の名前を聞いてくること、一ヶ月以上空けてからくること、ということで、今回はダメだったんです。
せっかく行ったのに、二人とも献血できなくて、ちょっとがっかりでした。
でも、献血ルームの「落書き帳」を見たら、高校生のカラフルな書き込みや、真面目な年配の方の書き込みなどあって、意外に若い人もたくさん献血しているんだなあ、とちょっとそこは安心しました。
若い人がたくさん献血してくれたおかげで、私も安全に手術が出来たわけですし、献血してお返ししたかったのになー。
ちょっぴり残念な一日でした。
今さらのように健康のありがたさが感じられます。
「献血できる喜び」を多くの人に感じてもらいたいと思っています。
最近、加齢のせいか血圧も正常になってる(つまり、高血圧に近づきつつある)おそらく、献血できるかもしれない。
でも、低用量ピルを飲んでるので、大丈夫じゃないかも。
献血出来る喜び ってありますねー。
私は出来なかったけれど、こういうことって誰かが「やってるよ」と言えば、「へ~、意外に簡単なんだ~」と思ってもらえるかも。
献血出来なくても、ほかのことでなにか役立つことをすればいいんですが、献血が出来るって、健康だ、ということになりますよね。献血できる人がちょっとうらやましいですね。
3度目のトライでもダメでした。
一度目、体重が40キロをきっていた(40キロあるはずなのに、大事をとってやめましょうということに)。
二度目、体重は認めてもらったけれど、ヘモグロビンが惜しいところで基準を満たしていなかった(あと0.2足りなかった)。
そして今日こそ!と思ったら、血管が細い、さらにこんなに冷たい手をしているのでは、100%安心とはいいがたい。今日はやめておきましょう。
ということで・・・・とほほです。最近はかなり食生活に気をつけているのだけれど、まだまだ不十分のようです。
赤星さんのコラムのファンです。
献血が出来なかったって、ちょっと悲しいですよね。お互い、健康に気をつけて、健康になりましょう!
コラムも読んでいただいて、ありがとうございます!
またコメント等お願いいたします。
★Wolfenさん
前のコメントにレスが遅くなってすみません~(-人-)
ご両親の輸血の恩返しに献血に行くなんて、親孝行だけでなく、人のため、人類のためになりますね