2007年 02月 23日
接待
昨日の夜は金沢でした。
ある広告の仕事で行って、広告代理店の人とクライアントさんと打ち合わせの後、食事。
接待先で、女の子と話をしなければならなくなったしんちゃん。
女の子「どちらから来たんですか~?」
しんちゃん「千葉から」
女の子「わ~~、ディズニーランドだ~」
しんちゃん「・・・・」
女の子が回ってくるたび、この話が続いて、どうしようかと思っていたら、一人の女の子が、あるキーワードを!!
「あたし、洗濯とか好きなんです~♡」
「えっ!!??」(しめた!)
洗濯好きと言う女の子に、
「洗剤何使ってるの?」と軽いジャブ。(洗濯だけに、ね)
「汚れ落ちいい? 悪い? そうだろうなー、洗濯機は何使ってるの? え~、全自動? ちゃんと事前に洗剤溶かして泡立ててる?」
と、次々に質問攻め。
女の子も「前は二槽式使ってたんだけどー、全自動になったら汚れ落ち悪くなってー、落ちないんですよー」と言うので、しんちゃん、ますますエスカレート。
「二槽式いいだろ~~? でも、高~~~いドラム式買いたいって思ってない?」
「ええ、ドラム式欲しいです~。時間の短縮になるって言うし~」
「あ~、時間かかるよ、あれ。うちなんかドラム式使ってたけど二槽式に買い換えたんだよ。二槽式のほうが汚れ落ち断然いいよ~」
「えっ!!! そうなんですか???」
「ドラム式って、いったんスイッチ入れたら、40分くらいフタが開かないんだよ。時間かかるよー」
もともとその子は二槽式から全自動になったとき、洗濯時間が長くかかることに不満を持っていたそうです。
二槽式のほうが早く終わる、と。
「だろ? 二槽式のほうが早く終わるし、攪拌力が強いから汚れも落ちるんだよ」
そしてしんちゃん、二槽式なら石けんを使うように、合成洗剤は落ちないよ、と滔滔と話を続けたのです。
このお店って、女の子がお客につくと、一定の時間で交代するんだそうです。
しかし、その子の時間が来てテーブルを立つとき、話は佳境に入っていて、二槽式の洗濯液二度三度使いまわしテク脱水編だったのです!
その子は、時間を少しオーバーしながらも脱水機の使い方を聞き、「お母さんに言っときます!!」とニコニコしながら席を立って行ったそうです。
「石けんと洗濯の話を思う存分出来て、俺は楽しかったぞ。
あ~、楽しかった!!」
と満足そうなしんちゃん。
観客にもよるけど、洗濯って汚れが落ちてナンボだから、汚れが見る見る落ちていく洗濯法を語ると、たいていの女の人は夢中になって聞いてくれます。
そういう熱心な聴衆の前で話すのは本当に楽しいんですよね。
よかったね、しんちゃん!

そのお嬢さんも「汚れ落ち悪い」と気がついていて
すばらしいです
それさえ気がつかないで、洗濯している人も多いはずです
ノリノリのお話してるしんちゃんのお顔って
めっちゃかっこよかったと思いますよ~!
全部読んで、先生の分類が「お~ほほほほ」で
より一層嬉しくなっちゃった♪
いいお話でした、ありがとうございます!

しんちゃんの実家のある旭川には廃油石鹸をつくるぺカルトという会社があります。創業者の思いに感動した主婦の方が丹念に取材して、一冊の本を作ったそうです。石けんの輪がこうしてひとつ増えたのはうれしいですね。