地震お見舞い申し上げます
昨日の地震は一日たって、被害の甚大さがどんどん明らかになってきました。
被災地の皆様、お見舞い申し上げます。
特に、十日町市は、先月講演で行った所なので、他人事のように感じられませんでした。
昨日の住宅日記にも書いたんですが、こういう災害が起きたとき、一番心配なのがトイレです。
今回も簡易トイレが足りないとニュースで言っていました。
うちは合併処理浄化槽がついています。庭の片隅に埋設してあるその浄化槽を、災害時には外のトイレとして使えないかと思っています。
通常は家の中の水洗トイレから汚物を水で浄化槽まで流し込むわけです。あとは台所の排水やお風呂の排水もその浄化槽に入り込み、あとは微生物が汚れを分解してきれいにしてくれます。電気でファンをまわして空気を送り込んで曝気します。
さて、災害時には停電しているので、その電気のファンが使えません(使えないとは言え、ファンが止まってすぐだめになるわけではないんですけど)。
それで、電気が復旧するまでの数日間、自家発電の機械を買っておくといいかも、と思っています。
そして、災害時に家の中のトイレを使うと、断水しているときは便器に汚物がたまってしまうわけですから、家の中ではつかわないようにします。
合併処理浄化槽が埋設してある庭に、簡単でいいから囲いを作って、浄化槽の第一槽のふたをあけて、そこをトイレとするわけです。
排水管を通って流れ込んでくる汚物が、直接第一槽に入るだけですから、水がちょっと足りなくなるとは思うけど、それでも汚物は微生物が分解してくれることに変わりないし、曝気のための発電機があればちゃんと働くと思います。
あと、うちにはソーラー発電もあるので、昼間はそれも使えるんだけど、おそらくそれはパソコンと他のものに使われるだろうと思います。
こういうトイレがあれば、近所の方にも使っていただけるし、もし合併処理浄化槽をお持ちのご家庭がトイレとして提供すると、簡易トイレの不足も少し補えるんじゃないかと思います。
曝気のための発電機が必要ですけど…。