太田光が総理大臣だったら
日本テレビの「太田光が総理大臣だったら」に出演してきました。
収録が7月9日、放送は8月半ばです。
出演依頼があったのが7月6日なので、とても急な話でした。まあ、テーマにあった出演者がなかなか見つからず、回りまわって私のところへ来たのでしょう。
この番組は、爆笑問題の太田光が総理大臣の役で、いろんなタレントさんがマニフェストを出して、それを審議する、というスタイルです。
今回は、ルー大柴さんが「ゴミ袋を全国一律200円にする」というマニフェストを出しました。それに賛成議員11人、反対議員11人で審議し、最後に投票して可決・否決が決まります。
私はもちろん賛成派。
うちのごみは少ないので、ゴミ袋が200円になろうが1000円になろうがあまり関係ないし、ごみを有料で集めるとごみの量が減る、というのはもうわかっているし。
でも、これに反対する方も当然いらっしゃるわけです。
反対派の意見は、「ごみにこれ以上お金を出したくない」という庶民派の意見もあれば、「市民にごみ処理費用をまかなわせるより生産者に出させるべきだ」というような意見もあります。
ごみにお金をかけたくないのなら減らせばすむし、市民も生産者もどっちもごみ処理費用を出すのが私はいいと思ってます。
そして、うちよりもっとすごい、スウェーデンからいらしたペオ・エクべりさんなんか、一ヶ月にサッカーボール一個分くらいのごみしか出さないという方もいて、そういう人なら45リットルのゴミ袋が1000円になっても困らないでしょう。
45リットル(1000円)使うのに、数ヶ月はかかるわけですから。
でも、あの番組、本当に、声の大きな人しか発言できなくて、あとはやはり有名人のほうが指名される傾向があります。
有名人というか、実績のある人、ですね。
私はごみ問題の専門家、というわけではなく、庶民派のごみ減量のアイディアマン、という程度だから、ごみ処理費用やどれだけの経費がどこにかかっているか、などを専門的に研究している方のほうがどうしても発言が多くなります。
それと、議論がどうもかみ合わなくて…。太田総理がルー大柴議員のマニフェストに反対するその理由というか論理の構築の仕方も、ちょっとマニフェストとはかけ離れてしまっているなあ、と感じました。その話はまた明日。

