気づいてなかったのかよっ!!
20年間ずっと、夫の口調に慣らされてきました。
「○○しない?」と提案すると、「やめよ、そんなの」と言われてたいてい否定されます。
文章ではわからないと思いますが、口調はか~な~り~~~、きつい。
そのことに、私も夫も気づいていなかったんです。
先日、友達の前で私があることを提案したら、夫が「やめよ、それ」と言って、周りがシーンとなりました。
シーンとなったのはなんでだろう?と、私はわからず、「やっぱやめたほうがいいかな」と話を続けたら、友達が「あ~、よかった、どうやって返事していいかわからなかったよ」と言うのです。
夫の口調があまりにもきつく冷たかったので、これは一触即発、ケンカが起きる! と、周りは心配したのだそうです。
「ええっ、あれで? あんなの日常茶飯事、いつものことだよ。あの程度の口調でケンカなんか誰もしないんじゃないの?」と私は言いました。
そうしたら、「いや~、ああいう言い方されたら普通、ケンカが始まるよ」と。
周りからそういう風に言われたことは一回や二回じゃないんです。
同じようなことがここ半年の間に数回ありました。
だからようやく私も気づきました。
結婚して20年間、特に後半の10年は、ずっと、夫の口調に傷ついたりむかついたりしていたけれど、それは別に悪気があっていってるのではないんだからと考えて無理に我慢したりしてました。
確かに、夫の口調になんとなく不快感を感じても、まあまあ、悪気は無いんだから、怒りを押し殺して我慢していました。
それに慣らされていたんだと。
あと、何でもすぐ反対することも不快だったけれど、それも「慎重さの表れかも」と思って我慢していました。
が、姪っ子に「何でもすぐ反発するんだねぇ」と言われて、「ああ、そう感じているのは私だけじゃなかったんだ!!」と気づきましたよ。
それで私は夫に上記のことを全て話しました。
そうしたら、「え、そうなの? そんな気はなかったよ」と、自分が相手を傷つけていたとはまったく気づいていなかったと言うんです。 あと、何でも反対している、ということにも。
周りの人のやりやすいように、やりやすいように、と願いつつ話をしていた、と自分で思ってたんだって!! 知らなかったよ!! いつもなんでもかんでもとりあえず自分の気に入らないことばかりだから反対していると思ってたのに!!
結婚当初は、夫はかなりソフトな人当たりの人で、うちの父なんか「浮ついたところの無い男だ」とまで言ったくらいです。
私もね~、他人に接するときはしんちゃんの基準に合わせておけば大丈夫、と結婚当初は思っていたし。友達にも「しんちゃんの基準に合わせておけばソフトでいいよね」なんて言う人もいたくらい。
それが、思い返すと、ここ10年くらい前から次第に口調がきつくなっていったような気がします。徐々に徐々にきつくなっていったので、私も本人も気づかなかった。
しんちゃんの基準に合わせたらとんでもないことになる、と、最近気づきました。 実際、あわせていたので、夫ともども、夫婦してきつい口調になっていたわけです。
あ~、夫婦して、自分たちのきつさに気づいていなかったのかっ!!
そして、これって更年期のイライラと時期的にかぶるわけですが。
あ、更年期のイライラ、人当たりがきつくなる、ということに関して言えば、近所のあるお店で、奥さんが多分更年期で、ここ数年、どんどん奥さんの顔が険しくなっていってます。人当たりもすごくきつくなってます。
客あしらいがトゲトゲしくなって、ちょっと質問すると「その日はうち休みなんですよね!!」とか、「うちじゃわかりませんから!!」ときつく言われて、別の友達なんか「私もうあの店では絶対買物しない!!」とまで怒っています。
ああ、更年期って怖い…。
まだまだ先は長いですから、仲良く参りましょう。
なんでもわかっていたつもり。でも、つもりは、あくまでも「つもり」で、「こんな面があったのかぁ~」と、ここ数年よく感じます。
娘には、「結婚は甘くない。あばたもえくぼと言うが、あばたはあばただ。」と教えたら、「それ、どういう意味?」と言われました。
長年一緒だと、夫婦も似てくるそうで、たみさんが、しんちゃんになったのか・しんちゃんが、たみさんになったのか?!!
普通とか常識とかって、家族の中だけのものなのか、社会に通用するのか、わかんなくなっていきますもん。
夫のきつくてぶっきらぼうな物言いにカチンときても、我慢して、スルーして、逆鱗に触れないようにしてきたのですが、先生も同じような感覚で生活されていたんですね?
なんかすごくうれしい~~~。
だんだんきつくなっていったのなら、このさきはまた、だんだんソフトになる可能性もあると信じたいものですね。
そうなんですよ~。ここ数年、これで離婚しようかとずっと考えています。他の原因よりも、これが一番大きいですね(ーー;)
そうですねー、夫婦の会話をよその人に聞いてもらわないと、どれだけ常識から外れているかわからないですよね。恥をさらさないと気づかないもんですね。
そうそう、カチンときても我慢していたらそれが普通になってたんです。でも心の傷は残ってましたよ。だから、先日、ガンガン言ったら、本人が「え、そんなつもりは無かった」と言うんです。
悪気もなければ自覚もなかったわけで、この言い方はきつくて他人を傷つけるんだと自覚してくれれば、これから変わるかも…。と思います。…と、過去20年間、何度思ったことか…。
そうだとなんとなく周りの人とギクシャクしてきます。
でも、修復可能だったからいままでこれたのかも。
なんか「ふたりの幸せイベント」を(旅行とか)
企画して 相手のいいところをちょっと大げさに
評価してみたり、していくとなんとなくいい感じ
にうちはなっていくかなあ? ことばに出すと
ほんとうにそんな気分になることがありますよね。
いやな思い出もたいしたことのないことのように
書き換えられるんですね。人の記憶って。
な、なんだか反響が大きくなってきていて、ちょっとびっくり。
これも、更年期ゆえの考え無しの結果でしょうか?
更年期のイライラ、いやな面ばかりに目が行くこと、いやな面ばかりに集中すること。これが更年期の症状の一部なんですが、離婚を考えるのも症状の一つ。うちなんか結婚するときから「離婚するならこれこれこういう風にやろうね」と、新婚時代から話し合っていたくらいですから、離婚の原因にトゲトゲした言葉、というのは十分理由になるよね、と話し合っています。
とにかく、度を越してきつい口調になっている、というところを反省してもらいたい、と思って書いたことですが、本人もこれを読んで、少し口調が柔らかくなってますよ。何でも言い合える、というのはうちの夫婦の特徴の一つですが、別にこれは仲がいい、悪いというのとは関係なく、何でも言い合える関係を、誰とでも作りたいと思っていたことの結果です。
夫の口調が度を越してきつい。私もそれが普通だと思い込んでいて基準値がきついほうで安定していた。だから夫婦二人とも口調がきつい、ということにようやく気づいた、という話です。
私たちの場合は、私がしんちゃんです。
瞬間湯沸かし器の様に私が怒ってしまうみたいです。
先日、病院で自分では気付かずに怒ってしまったようで、
先生が場を緩和させるために「あはは」と笑ってくださって、
自分が周りを凍り付かせていることに気が付きました。
また、たわいもないどうでもよい問題だったのに…。
気をつけます…。
自覚があるだけいいですよ~~!うちは全然自覚がなかったんですから…。
少しずつ変化するとどれだけ変わったか自覚が出来ないですからねー。夫も若いころは穏やかな人、と言われていたのに、今はそんな風に見てくれる人皆無です。私だって昔は「全然怒らない、悪口を絶対言わない人、と言われてるよ」と人に言われたことがあったのに…。今は昔です。