呉智英さんごめんなさい!
膾…なます 炙…炙り肉
どちらもおいしいもので、みんなが食べたがるもの。
「人口に膾炙する」は、多くの人の口に上る、話題になる、という意味。
いや、実は私、間違って覚えていたみたい。
人口に膾炙するというのは、ある情報が話題になって大勢に知られ、定着する、という意味だと思い込んでいました。
話題になれば多くの人が知ることになるけれど、それが知識として定着することはちょっと違う。
この言葉、20数年前に呉智英さんに教わった…と思います。
職業インテリ、と豪語するだけの人だから、呉知英さんの知識量は半端じゃなかった。
その呉智英さんからじきじきに教わったのに、間違って覚えていたとは!!
呉智英さん、ごめんなさい~~~(-人-);;
「単語」というより「話題」といった方が適切、といったところでしょうか。
「人々がよく口にする言葉」、という意味では、全くの間違いというわけでもないですよね(そういう意味でのタイトルだと思って読んでました)。
「定着までは、あと一歩」ってとこでしょうか(^^?
そうなんですよね~。まったくの間違いというわけではないんだけど、呉智英さんなら「ちょっと違うぞ」と突っ込みそうだな、と思って。
「汚れの首輪」みたいな言葉は常識として定着してみんなが知っている言葉になってるとは思うんですが、「人々がよく口にする言葉」とはちょっと違うんじゃないかな、と。
今なら「亀田一家」なら「人々がよく話題にする言葉」かな。
流行語大賞にノミネートされるような言葉が「人口に膾炙する言葉」かな~。