キモノを毎日着ること
今日は久々にウォーキングに行こうと思ってフリースとかパンツ姿ですが。
でも、ホント、最近は1週間に4日以上着ています。アシスタントオータさんに、私が洋服着ていたら「あれ、なんか変な感じ」と言われたくらいです(^^)
週4日以上着ていると着物のほうがラクチンだ、と思うくらいです。毎日着ていればこそ、わかることってありますね。一年に一回だけ晴れ着を着ていた時には、着物は苦しくて窮屈なもの、と思っていました。
今の季節はウールの袷の下にババシャツも着てスパッツもはいているし、外出にはムートンのコート(洋服用)も着ます。こないだはグレーのウールの着物に、グレーのスタジャンを着て外へ。てへへ。普段着だからね。(もちろん、正式の場にはそれでは行きません。近所のスーパーとか、ちょっと映画見にいくとか、の時です)
帯は半幅のものをヤの字とか貝の口とかカルタ結びにして、ペッタンコにして結びます。普通の帯を切らずにお太鼓に作り帯にしたんだけど、やっぱりお太鼓って邪魔になって、日常着としては大変だと思います。
あと、私は着物も自分で洗うのですが、生き洗いと言って、丸洗いです。
ウールの袷、正絹の袷も自分で洗います。シルクのブラウスやカシミアのセーターを手洗いする技術がある人なら、着物を生き洗いするのは、ちょっと練習すると出来るのではないか、と思います。
そもそも、日常着、普段着が自宅で洗えない、というのはものすごく不合理な話です。
来年は、キモノを洗う本を書く予定です。みなさまお楽しみにっ!
ざっとカンタンに手順を書くと、目立つしみだけ石けんのついたタオルで落としておいて、あとはきちんとたたんだ状態でたらいにぬるま湯と石けんを溶いて、そこで押し洗い。すすぎまで絶対にたたんだ状態を保てば、縫い目の内側の折り返し部分がよれることもありません。(心配ならその部分にしつけをかけておくと大丈夫)
袷だと裏地と表地の伸縮率が違って、縫い目がつれることがありますが、脱水したあと湿った状態で縮んだほうを手で延ばしながらアイロンをかけて縮みを直します。
古着屋さんで買った300円の着物とか、近所の人が「もう捨てようと思ってたから実験してみて」と言って供出してくれた子どもの晴れ着(正絹の振袖)とか、そういうモノで練習をつんだので、今では金銀が入ってないものならたいてい生き洗い出来るようになりました。
着物は、自分で洗える技術がつけば、毎日着るのも怖くないですね。(^^)
結局見つけることはできませんでした(T▽T)
古着屋を見てもたいてい5,000円くらいするんですよね~。
着物専門店とかに行ったらあるのかな??
悔しいので正月は子供用の古い晴れ着で
洗濯の練習に励むことにします(違)
安い古着は、出会いですから、かならず見つかるわけじゃないのが難点ですねー。
私も昔はせいぜい千円とか二千円の古着で「やすっ!!」と狂喜乱舞していたのですが、今年、うちの近所の大きなリサイクルショップで300円のキモノを見つけたときには、もうびっくりしました。こ、これが300円!! 買うわ、買うわ、10着くらい欲しいわ!!(と思ってもさすがに300円のものはそんなにたくさんなくて、2着しか買いませんでしたが)
洗濯も、石けんをよ~く溶かして、できれば洗顔用の石けんとか、洗浄力がマイルドなものを使うといいかも。正絹はぬらしただけで染みになるので気をつけてくださいね。でも、技術が付くまでは私もけっこう失敗しましたから、最初は捨てても惜しくないものから練習してみてくださいね。
原宿の竹下通りにそれこそ1000円もしない
着物だけの古着やさんがありました。
今でもあるのかなあ。。。
ま、私は決して近くないので
買い込んだら買い込んだで持って帰るのに
一苦労でしょうけどね(^^;
原宿、昔よく通ったところです。古着のフィフティーズのコートやワンピースを売っている古着屋さんもあって、よく利用しました。
当時はキモノに興味がなかったので、見なかったけれど、今なら絶対入って、何着も買うんだろうなあ。あ~、行って見たいです~。