メグレ警視シリーズにはまりました!
去年の暮れに、メグレ警視シリーズのDVDを借りてきて、毎日少しずつ見て、8話くらい見ました。
面白かった~~。
でも、すごく疑問なのは、戦後すぐの話という設定にしろ、フランスってあんなにも毎日、水みたいにアルコールを飲んでるのって、ほんとにホント?
すぐ「ワインをもらおうか」「コニャックをもらおう」と言って、飲んでるんですよねー。
飲酒運転がこれだけ厳しく取り締まるようになった現代日本から見ると、ものすごく奇異な感じがしました。
でも、昔はそうだったんだろうなー。フランスではワインって水代わりだって言うし。
しんちゃんなんか、思わずコンビニで赤ワインの小さいビンを買ってきて、DVD見ながら飲んでました。うち、ワインって嫌いなのに。うちってホント影響受けやすいわ~。
それと、メグレ警視って健啖家らしくて、食べるシーンがやたら多いの。
それもフランスパンにハムをはさんだだけのサンドウィッチがやたらおいしそうで、今日は思わずフランスパンを買ってきてしまいました。
あとでハムはさんで食べようっと(^^)
メグレ警視がかかわった事件で、ある女性がたしか30歳という設定で出てきました。その女性が1913年生まれ、と言ってたので、その事件は1943年に起きたということで、なるほど、風景や衣服がその当時っぽい。
それと、戦後すぐだから、戦争に行ってたときの話しとか、ドイツとの軋轢の話とか出てきます。
それから、今から見ると、こ、これはかなり女性蔑視な発言では?? と思えるようなせりふも出てきます。
フランスで放送されたのは1992年ということですが、ヨーロッパって、アメリカとは本当に違うんだなあ、と思いつつ見ました。
アメリカ映画ではああいう女性蔑視のせりふが出てきたら、昔の設定だとしても何らかの、それを打ち消すようなエピソードが入るんじゃないかな。
あと、フランスは外来語をやたらに入れないよう法律で守っているというくらいだから、アメリカ語嫌いみたいで、若い警官が「OK」と返事をしたら上司が、いやそうな顔をしたりとか、アメリカ人の観光客が英語だけでホテルの予約をして、フロントの係りの人が困っているシーンとか、アメリカ女性の服装がフランス女性と見るからに違うところとか、アメリカとフランスの違いを際立たせているのが印象的でした。
メグレ警視シリーズ
http://www.foxcrime.jp/bangumi/maigret/episode.shtml
小説を読んでると、奥さんが警視に
「今夜は何々ですからね」とか、よく言ってるところがあります。
随分前に読んだので、記憶が不確かですが。
そのDVD、見たくなりました!
わたしもきっとハマるだろうなぁ…。
私も高校生のころに読みました。そのころは知らない料理名やお酒の名前がたくさん出て来たのを覚えています。
そうそう、取調べ中の食べ物が、サンドウィッチとビール!! アルコールを出すのがおしゃれに思えたけど、今の日本じゃ考えられないですよね!
あ~、あのDVD,全部借りて全部見るのにどれくらいかかるかな~。
前作踏破を目指します!!