アメリカ大統領選

最初はヒラリー優性だったのが、このところの予備選でオバマが大逆転。
ところが今日のニューハンプシャーでの予備選は、大方の予想を裏切って、ヒラリーが逆転。

本当に、昨日までオバマ氏断然優勢!!　と言われていて、ヒラリー、必死のドブ板作戦（有権者の家を一軒一軒歩いて回る）ことまでやって、それも「来て欲しくないところに行って嫌われてる」とか言われて、とにかくもう、敗北の色濃い状況でした。
テレビでも涙ぐんだりして、それも昨日までは「感情的なところを見せるのは大統領にはふさわしくない」とか言われていたのに、今日、ニューハンプシャーでの予備選で支持率はひらりと逆転。

今まで涙を批判していたマスコミも急に手のひらを返して「ヒラリーは人間味がないといわれていたのが、涙を見せて人間味を出したところが勝因だ」と言ってるとか。

今回の選挙、逆転、逆転、逆転が続きますが、今までも、ものすごく持ち上げられて優性だった候補者がどんどん落ちていった事実がアメリカにはあります。昔「ケネディの再来」と言われたハート議員のこと、覚えてる人いるかな？

今回は、他の候補はあまり話題にならなくて、ヒラリーとオバマが最大の話題。
もしヒラリーなら、アメリカ初の女性大統領誕生!!　もしオバマなら、アメリカ初の黒人系大統領誕生!!　

変革、進化が大好きなアメリカ、どちらが大統領になっても「アメリカ初」になります。

が、アメリカって、意外に保守的な人が多い。

これだけ大騒ぎして、初の女性大統領か、初の黒人系大統領か!!　と言ってても、本番の占拠で当選するのは白人男性だったりして。と、友達が言ってて、私は思わず「あるあるある!!」と同調しましたよ!!

別の友達に言ったら「ありえるーーー!!」と。

アメリカ、ここまで騒いでも、いざとなったら保守。分厚いガラスの天井が、思ったより低い位置にあったりするんだなー。10月、誰が大統領になるか。
ものすごいリアリズムで言えば、ヒラリー、オバマではない、白人男性が選ばれる可能性のほうが高いと、私も思います。

この現実を、どう変えるか、変えたいと本気で願っているのか、アメリカ社会はどう考えているのか、興味ありますね。