第10回日本水大賞
名誉総裁は秋篠宮殿下。
今年は10回目という節目でしたから、授賞式のみならず、祝賀パーティにも秋篠宮殿下、同妃殿下がいらっしゃいました。
この様子もぜひごらんください。
http://www.japanriver.or.jp/taisyo/jyusyoushiki/no10/index.htm 着物姿の私もチラリと映ってます(*^_^*)
今年の受賞者は http://www.japanriver.or.jp/taisyo/oubo_jyusyou/jyusyou_katudou/no10/no10_jyusyou_katudou.htm を参照してください。
しばらく、この受賞事例を、紹介していこうかと思います。
(仕事の都合によりますが・・・・)
今日ご紹介するのは、大賞受賞の、熊本市です。
日本一の地下水都市、熊本市 では、近年、地下水が減少していた。
これを回復させるためにさまざまな活動を行ってきた。
・1977年に「地下水保全条例」を制定。調査研究の結果、地域の水循環系を把握したことが事の始まり。
・年間20億立方mの降水量のうち、約3分の1の約6億立方mが地下水に。そのほとんどが水田や畑地、草地から地下に浸透している。
・地下水減少の原因は、アスファルト、コンクリートで雨水が浸透しないこと、米の生産調整で水田が減少したこと。
・2004年1月から、減反地だった水田に水張りを行う農家に対して助成金を交付
→農家の協力により年間1,000万m3を上回る地下水を涵養。
・市民ボランティアによる森林整備 水源涵養林の整備
・水源地や湧水地の見学ツアー、水田作り体験、水循環や歴史の市民講座、学校給食に地元の農産物使用
以上の取り組みから、湧水地の水量が回復しているとの報告!!
湧水量が回復しているということだけでも素晴しいことなのに、このほかにもいろいろなことを市が率先してやっておられて、本当に見事です。
私が書いたのは全部ではないので、続きは下記サイトを見てくださいね。
http://www.japanriver.or.jp/taisyo/oubo_jyusyou/jyusyou_katudou/no10/no10_pdf/kumamoto.pdf
それにしてもきめ細かな取り組みで、市民全体の意識を高めるようなプログラムで、さすが、大賞受賞事例です!
みんな、じっくり読んでみてくださいね。
どの事例も、じっくり読むと、ホント感激しますよ!!
九州の人には多いと思うのですが、私も「故郷はすごい!」というメンタリティから離れることができません。
ですが、水大賞受賞のことも湧水量回復の取り組みも知りませんでした。
赤星先生、書いてくださってありがとうございます。
熊本は本当に水がおいしくて、市民の自慢です。
実家では今も浄水器なしでおいしい水を飲んでます。
今の季節はむしむし暑いし、冬は底冷えがするし、で気候的にはちょっと厳しいところですが、いいところなんですよ。
日本水大賞は、とても素晴しい賞なのに、知られて無いんですよ…。地元でもあまり知られて無い場合があるんです。
こうやってブログで紹介して、みんなに広く知ってもらえるようにしたいです。
それにしても、熊本市の取り組みは素晴しかったです! 私も隣県人として誇りに思いますよ!!
★番長さん
秋篠宮殿下、同妃殿下、ステキでしたよ~~~~!!
写真は祝賀パーティのときのものですが、授賞式のときは、審査員席が会場の一番前で、私の目の前に秋篠宮ご夫妻が壇上に座っていて、目が合いましたよ!! なんかねー、皇族の方々って、実際会うとみんなファンになってしまうって聞くけど、それホントです。
★bulognaraさん
こういう情報をみんなで広めたいですね!
皆さんにも広めてあげてください。よろしくお願いします(-人-)