洗濯のコツ
これは、石けんだけがやらねばならない儀式のように思われていますが、実は合成洗剤だってそうやらねばならないんです。みんな「合成洗剤はやらなくていい」と勝手に思い込んでいるだけで。
実際に合成洗剤のパッケージにも「よく溶かしてから衣料を入れてください」とちゃんと書いてあります。
石けんだと、洗濯機の容量の7割程度しか入れられなくて損だ、と思ってませんか?
合成洗剤だって、容量の7~6割を推奨してます。
日本人はいつから「サッポイピッ」が正しい洗濯方法だと思ってしまったのでしょうか。
サッポイピッとは、
衣類を………サッ と入れて
洗剤を………ポイ と入れて
スイッチを……ピッ! と押すだけ
の洗濯方法のことです。
サッポイピッで汚れが落ちている、と思い込んでいるから、洗濯したものを着た直後にすぐ臭っても、「私の体臭がきついせいだわ」と思い込む。
この洗剤、この洗濯機での汚れ落ちはこれが最高値だ、と思い込んでいるから、シミが落ちなかったり黒ずんだりしたら、洗剤を変える。または新機能のついた洗濯機が欲しくなる。(←かつての私がそうでした)
体臭を落としてくれない洗剤が悪い、今もっている洗濯機が悪い、と思い込んで、洗濯方法を変える、ということをしないのです。
でも、今ある洗濯機、今もっている洗剤で、よく溶かしてから衣類を入れる、という洗濯方法をやってみてください。洗剤を変える前に、洗濯機を買い換える前に。
この方法で洗濯してみると、今までの洗濯は一体なんだったの???? と驚くくらい、汚れ落ちがよくなります。
合成洗剤で、サッポイピッをやめて、先に溶かしてから洗濯を始めた叔母が、1ヵ月後にびっくりして電話かけてきました。汚れ落ちがものすごくよくなった!! タオルがふわふわになった!! 洗濯物の乾きが早くなった!! という驚き&喜びの報告でした。
よく溶かした石けん液は、すすぎがものすごく早いのです。
石けん洗濯はすすぎが大変だ、すすぎの水が増えて、水道代が高くなった、とおっしゃる方も多いのですが、これは、石けんがちゃんと溶けていないと、そういうことがおきます。
よーーーく溶かした石けんなら、すすぎもラクで、水道代も減ります。
石けんにしたら水道代が上がってしまった、と言う方は、石けんをよーーーーーーく溶かしてみてくださいね。
※写真はミクシーで同じコミュに入っている そうさんからいただきました。
(ずいぶん前にいただいていたのですが、ようやく日記に書きました。ありがとうございます)
洗剤があわあわで出てくる洗濯機です。
石けん洗濯にはもってこいと思っていましたが説明書を読むと・・石けんは洗剤入れには入れないでください、詰まる原因になりますと・・
なぜだ!!
うちでは石けんで30分ほどつけ置きした後洗濯します。すすぎはためすすぎ2回(2回とも風呂の残り湯)、2回目のすすぎでクエン酸を少々入れています。
靴下もきれいになるし、清水ですすいでなくてもにおいは気になりません。
サッポイピッで合成洗剤を使っても、ぬるま湯と水では仕上がりが大きく違います。ぬるま湯では水よりもちゃんと溶けているってことなんですね!
合成洗剤は、香料の香りがきついと感じます。今回の記事を読んで、サッポイピッ(ぬるま湯でなくて水)での使用を前提に香料の量が決まっているのかも…と思ってしまいました。
★けやきさん
以前、ある合成洗剤のCMで、「部屋干しすると臭いませんか? これは落ち切れなかった皮脂汚れにバクテリアが繁殖して臭うのです」というものがありました。
合成洗剤って皮脂汚れが落ちないのを認めてるんだ~(*^_^*)と、大変愉快に見ました。
このCMで言っている通り、汚れが落ちていると臭わないんです。逆に言うと、汚れが落ちてないから臭うんですよね。
サッポイピッをやめて、合成洗剤でもちゃんと溶かしてから使うと臭いは軽減しますね~。
★とまこさん
石けんを洗剤入れに入れると、少量の水が入った時点でどろどろのゲル状になってしまうんです。
なので、たくさんの水で一気に溶かしたほうがいいんです。合成洗剤も、少量の水で溶かすとけっこうどろどろになりますね。
洗濯槽で一気に溶かしたほうが、よく溶けるのは石けんも合成洗剤も同じですね。