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赤星たみこの戯言・放言・虚言日記♪ akaboshi.exblog.jp

漫画家・赤星たみこの日記です。 


by akaboshi_tamiko
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ラシュワンは辣腕

北京オリンピックの柔道は、どうも私が今まで思い描いていた柔道のイメージとかけ離れてきているような気がします。
って、運動音痴の私が言うのもおこがましいんですが…。

内柴選手が金メダルを取った試合では、エジプトのラシュワンが審判でした。
夫いわく、「ラシュワンが審判だから、柔道をよくわかってるから、内柴は金を取れたんだと思うぞ」
いや、もちろん内柴選手に実力があったからなんですが、でもその「柔道の実力」が、日本基準と世界基準とでずれが出ている、らしい。点のつけ方、判定の仕方が、日本古来のやり方と違って来ている

欧米のスポーツ界は、日本がいい点を取りそうだとすぐルールを変更して、日本が点を取りにくくする・・・ように見えます。その一例がスキーのジャンプ競技。日本が優勝するとすぐにルール改正(改悪か)したし、日本のお家芸である柔道までも、ルールが変わって今までの柔道とはなんか違うものになってきてるし

まあ、今は柔道の競技人口はフランスのほうが多いし(人口比でもフランスのほうが多いんだから)、フランス仕様のルールになってきてしまったのかも。〔じゃあ、いっそのこと柔道(じゅうどう)じゃなくて「JUJUT(ジュジュ~ツ)」(フランス語風発音でお願いします)にすればいいのに……。〕

今回も、内柴選手の試合のとき、下手すると相手に点が行きそうな気配だったのに、ラシュワン審判が正しく判定してくれたんだそうです。

ラシュワンとは、ロス五輪のとき、山下泰裕選手と戦ったラシュワン選手です。右足を怪我している山下の、その右足を一切攻撃しなかったあのラシュワンです。

「ヤマシタが右足を痛めていることは分かっていた。だからこそボクは(山下の)右足を攻撃しなかった。それにヤマシタが強かったから、自分は負けたのだ」-ラシュワン(エジプト)は淡々と語った。(読売新聞記事より)

ラシュワンはこのとき山下に負けて、それで名を残したわけです。
いろんな意味で辣腕ラシュワン!
Commented by はるな at 2008-08-12 14:06 x
スポーツにおけるルール変更の話、まったく同感でございます。
うろ覚えですが、鈴木大地選手のバサロ(←自信ないです。微妙な間違いをしてたら、どなたか教えてくださいまし)という背泳ぎのスタートでの潜水泳法もあっという間にルール変更されて禁止されちゃいましたよね。潜水の区間を決められちゃったんでしたっけ?どこで息継ぎするかなんてことまでルール化するのか?と、あまりのなりふりかまわなさに、欧米人に対する不信感さえ覚えたものです。

名前までは覚えてませんでしたが、山下選手の決勝戦のことは覚えています。当時まだ子供だった私は「外国の人だけどこの人はサムライだ!」と感動しました。
おー、ずっと、道を極めていらっしゃるんですね、ラシュワンさん。
すぐれたジャッジが、そのスポーツの行く末を変えていくと思います。
Commented by akaboshi_tamiko at 2008-08-12 15:50
★はるなさん
そうそう、鈴木大地選手のときのバサロ泳法、鈴木選手があまりにも長く潜水したままだったので、距離制限ができたのでした。あれって外国人選手が長くバサロをしたら、あんなにすばやくルール改正が行われたのかなあ、なんてかんぐったりします。
(あまりにも長い潜水泳法を使うと、背泳という種目ではなくなるので、距離制限はあってもいいとは思うんですが…。でも日本人選手が長い潜水をしたら、即ルール変更でしたもんね~)

ラシュワン選手、あのあとスポーツマンシップ賞みたいな賞も受賞していたと思います。素晴しい選手ですね!
Commented by 黒豆 at 2008-08-13 10:46 x
>「JUJUT(ジュジュ~ツ)」

何だか、「呪術」といいながら、日本の柔道に呪いをかけているようですね(^u^)プププ。
谷本歩実選手の1本勝ち、まさにこれぞ柔道という勝負のつき方で気持ちが良かったです。
谷選手も、JUDOに合わせ過ぎずに、本の柔道に戻って(これで谷本(☆_@;)☆ \(`-´メ))負けてもいいからもっと積極的に攻めて行ったら、結果は違っていたかも知れませんね。
世界のJUDOのルールは、スポーツというより何だかゲームのルールみたいになってきてますね。
はっきり言って、「つまらん」です。
どうせなら、まず、きちんと組んでからはじめないと反則、とでもいうルールを作って欲しいものです。
Commented by ひなた at 2008-08-13 11:04 x
こんにちわ。ロス五輪の柔道決勝、私も見てました!足を怪我しながら金メダルをつかみ取った山下選手もすごいと思いましたが、敵のアクシデントにつけ込まず正々堂々戦ったラシュワン選手の態度に深く感動したものです。そんな素晴らしい柔道家が選手を止めてからも柔道に係わってくれているのは本当に嬉しいことです。いい話を聞かせていただいて、有難うございました!
(ジュジュ~ツ@仏語、爆笑でした)
Commented by akaboshi_tamiko at 2008-08-13 12:50
★黒豆さん
谷本歩実、素晴しかったですね!!
すべて一本勝ち!! ルールや点数のことは気にしません! ときっぱり言い切ったところが素晴しいです!!  ルール改正(改悪)を物ともせず、日本の伝統的な柔道を貫いた谷本選手の強さ(心技体とも)!! 圧倒的に強い、というのはこういうことなですね。

実力が拮抗していると、ルール改正で勝敗が分かれるのでしょうが、 日本柔道が圧倒的に強くなってくれればいいんですよね、谷本のように!
Commented by akaboshi_tamiko at 2008-08-13 12:52
★ひなたさん
あの審判がラシュワンだ、というのを一目見てわかるうちの夫…。
五輪マニアなので、たいていの競技の選手名と、前回の記録を話してくれます。審判の経歴と名前と記録まで知っているとは…。
その能力を犯罪捜査に生かせないかと思う今日この頃ですわ。
Commented by けやき at 2008-08-15 08:06 x
私は柔道のことはほとんどわかりませんが、オリンピックを見てびっくりしました。あれではまるでレスリングです。柔道はどこに行ってしまうんでしょうね…

ラシュワンさんのご活躍の様子を知ることができてうれしかったです。ありがとうございます。
Commented by akaboshi_tamiko at 2008-08-15 23:33
★けやきさん
本当に、今の柔道はグレコローマンスタイルというか、レスリングみたいです。海外では柔道のことをジャケットレスリングと言う場合もあるんだそうですよ。日本発祥のスポーツなのに、どうして欧米に迎合するんでしょうね。

ラシュワンさん、やはり日本古来の日本柔道をよく知っているのだと思います。ほかの審判は注意を出すべきところを出さなかったり、いろいろ不満が多い審判団でした・・・。
Commented by otkme at 2008-08-18 16:47 x
良いお話を読ませていただきました。
私、中学生の時、柔道部だったんです。といっても1年で辞めたんですけど。
初めて校外試合に出た時、襟を取らせてくれない(組ませてくれない)相手にびっくりしました。
結果は判定負けで、卑怯な戦術で負けた!と、言い訳も込めて思いました。
そういう戦術は知りませんでしたし、後にも先にも習いませんでした。

今でも、なかなか組まない試合を見るたびにそれを思い出してしまって、20年も経つのに懐かしいやら、悔しいやら…
やっぱり日本人なら「JUDO」じゃなくて「柔道」を目指して欲しいなぁ、なんて1年で辞めた私が言えることじゃないんですけどね。

ロス五輪の決勝のことは後々知ったのですが、ラシュワンさんがまだ柔道の世界にいらっしゃって嬉しいです。
(その審判の方がラシュワンさんだと分かった、先生のだんな様もそうとうな方だと思います!)

ふと思ったのですがフランスの「JUJUT(ジュジュ~ツ)」って「柔術」から来てるのかもしれませんね。
それを試合として「柔道」と戦わせたら「柔術」が有利です。。
だとしたら、ホントに「JUJUT・柔術」にすればいいじゃん、って思います。
Commented by akaboshi_tamiko at 2008-08-19 00:36
★Otkmeさん
ラシュワンの話、いい話ですよね~。審判を一目見て、名前と経歴がわかるうちの夫って…。すごいっちゃすごいけど、実生活には何の役にも立っておりません…(≧m≦)ぷっ!

それにしても、日本の柔道は、「組ませない試合」というのを「卑怯」だとみなしますよね。それをやられると、ホントがっかりします。

海外では「柔術」(JUJUTU)という人が多いみたいなんですが、これと柔道はやっぱり別物ですね。
Commented by ほげりーぬ at 2008-09-09 04:34 x
初めまして。ふらっとお邪魔します。
柔道や水泳の事は解りませんが、ただ一つ、
スキーのジャンプのルール変更に関しては、日本が損をしようが得をしようが絶対に必要だと思います。
それ以前のルールでは、体重が軽ければ軽いほど有利になる。
これが何を意味するかを考えると、とても恐ろしいです。

成人しても世界レベルでは小柄な日本人とは違い、欧米人は体格が大きくなりがちです。
体重制限のある・または体重が少ないほど有利な競技では体重管理が必要になりますが、
となれば当然、成績やメダルに目がくらんで、通常の健康の概念とはかけ離れた食事制限を
成長期や思春期の子供たちに強いるコーチやクラブも出て来ることでしょう。
成長の阻害、拒食症や過食嘔吐など摂食障害、疲労骨折、それに加え練習中の事故も増えるでしょう。
新体操、フィギュアスケートの女子シングルとペアの女子も同じです。
ある新体操の選手は現役を引退するまでずっと生理がなかったそうです。
また、たしかローザンヌバレエコンクールでも摂食障害に関する講義(?)が持たれたと聞きます。
Commented by ほげりーぬ at 2008-09-09 04:35 x
続きです。
正直言って私は、オリンピックやスポーツの盛り上がりや、どこの国が有利か不利かなど全くどうでもいいです。
そんな事より、世界中のスポーツをする子供たちの健康問題の方がはるかに心配ですし、
大人たちは国や人種を超えてもっともっと憂慮すべきなのでは?と思っています。
Commented by akaboshi_tamiko at 2008-09-11 13:19
★ほげりーぬさん、長野オリンピック以前のルールだと体重が重いほうが有利だったように思います。今は、スキー板が、身長の1.何倍かになって、身長の低い日本人選手はスキー板が以前より短いものしか使えなくなりました。そうすると、体重が軽いほうがいい、ということになったのですが、それは、そもそもスキー板に関するルール変更があったから、です。

その後、また技術革新というか、考え方が変わり〔ルールでは無く〕、筋肉をつけたほうがいい、という考えになりました。これはいいことですよね。

あと、ヘンなルールですが、スキーパンツも、かかとから何センチまでは開いてないといけない、というルールが出来ました。これは足の長い欧米人にすごく有利です。足が長い人は、かかとから股間まで全部ズボンにしなくてよくて、ズボンを下げた状態で、上半身の面積を広げることが出来るんです。足が短めの選手は、ズボンを股間食い込むくらい持ち上げないとだめです。そういうルールって、ちょっとヘンですよね~。
Commented by akaboshi_tamiko at 2008-09-11 13:26
でも、私も体重制限のある新体操などは、スポーツとしての意味があるのだろうか、と思います。体重が軽いほうがいい、という運動は、摂食障害を生みますよね。

フィギュアスケートの鈴木明子選手も、摂食障害を乗り越えてきたり、大変な思いをされる方も多いですし、新体操の選手では生理が止まってしまう人も多いです。そこまで体を細くしなければならないスポーツを、「スポーツ」と言っていいのか、私も疑問です…。

※摂食障害は、外見の細さを強要することだけが原因になるわけではなく母娘の関係、文化的な背景もまた微妙に影響を及ぼすので、すべてが体重制限のせいだ、とは言えません。が、体重制限は、やはり原因のひとつだと思います。
by akaboshi_tamiko | 2008-08-12 11:24 | 時事 | Comments(14)