漫画家・赤星たみこの日記です。 

by akaboshi_tamiko

カテゴリ:言葉( 86 )

大人の気遣いと浄化槽

私はよくエコに関する講演をしているけれど、大きなイベントだと業界団体、関連業界、政治も絡んでくる。そうするといろんなところに気を配らないといけない。

だけど、そういう人たち全部に気を使った発言をすると、全くもう、前に進めない。

浄化槽をちゃんと機能させるためには点検や清掃が欠かせないのだが、その費用は個人負担だ。
下水道は個人負担が3割程度で、残り7割は税金でまかなわれている。

その税金は、浄化槽ユーザーも支払っている。
浄化槽ユーザーは下水道ユーザーの使用料も間接的に負担し、浄化槽の経費も個人負担しているのだ。

同じ「水をきれいにする装置」なんだから、浄化槽のコストも税金でまかなってもらいたい。そうすれば、点検や清掃の費用を出し渋る人もいなくなるわけだし、日本の水環境はもっともっとよくなるはずだ…。

というようなことを、10年ほど前、ある講演で話をした。漫画家として、一ユーザーとして、エコエッセイストとしてなので、どの団体にもお役所にも気づかいなしで。

こういうことは浄化槽業界団体の人はなかなか言いづらいことらしい。お役所に気を遣うので。

というのは、浄化槽の管轄と下水道の管轄は省庁が違うのだ(浄化槽は環境省が管轄。下水道は国土交通省が管轄している)。
浄化槽の維持管理を税金で、設置にも補助金を出してもらいたいというのは、国土交通省に遠慮があってなかなか言えないらしい。私みたいに何の利害関係も無い人間が、どこにも気を使わないでパッと言うと、業界の人たちは内心拍手喝采だった、ということだ。(と、この講演のとき、楽屋で聞いた)

あれから10年以上経って、最近は自治体が浄化槽の管理をしてくれるところも増えてきた。この流れ、止めないでほしい。

私みたいにどこにも所属しない人間が、なんの気遣いもなく発言してきたのは、ちょっとは意味があったのかも。
と思いたい。


・・・・・・・・・・
という昔の話を持ち出したのは、ある出来事があって、私の気遣いのない講演にムカついている人がいる、ということを知ったからです。(この講演とは違う、別の講演での話ですが)

大人の気配りを学ばないまま還暦になってしまった。
私もいい大人(であるべき年齢)だけど、そういう仕事がらみのやりとりとか、権謀術数というようなやりとりは全く経験が少ない。

大人になるって、いくつになっても難しいことなんだな。

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by akaboshi_tamiko | 2018-06-06 14:02 | 言葉 | Trackback | Comments(2)

忖度と斟酌

今年は忖度という言葉が流行りました。
web辞書によると 

そん たく [1] [0] 【忖度】

( 名 ) スル
〔「忖」も「度」もはかる意〕
他人の気持ちをおしはかること。推察。 「相手の心中を-する」

とあります。

似た言葉として 押し当て 臆度(おくたく) 推測 推考 があり、押し当ては「当て推量」という解説がありました。

うーん、忖度って、当て推量で相手の気持ちを推し量る、ということですが、今の意味だと、推し量って、そのあとさらに、相手に対して有利に事が運ぶよう何かしてあげる、というところまで含まれてませんか?

例えばAさんが、Bさんの気持ちを推し量って、「おなかすいているんだろうな」と思って、相手に都合のいいように、もり蕎麦のみならずかけ蕎麦も注文してあげて、料金もはらってあげる、とかね。

推し量るまでなら、それはいいことでも悪いことでもなく、ただ推理しただけ。
でも、忖度という言葉には、推理した相手の気持ちに沿うよう、都合をつけてあげる、相手に有利になるようなことをしてあげる、というところまで含まれているような気がします。

それは「斟酌する」というのではないか? と思うんですが。

しん しゃく [1] [0] 【斟酌】

( 名 ) スル
〔「斟」も「酌」も汲(く)む意〕
①相手の事情・心情などをくみとること。 「相手の立場を-して裁定を下す」
②手加減すること。手ごころ。 「採点に-を加える」
③条件などを考え合わせて,適当に取捨選択すること。 「虚心にこれを-商量すべきことなり/西国立志編 正直」
④遠慮すること。ためらい。 「 -せず推返(おしかえ)し言へば/五重塔 露伴」

そう思って、ちょっと検索したら、忖度と斟酌の違いについて面白いサイトを見つけました。
日本語、どうでしょう? というサイトの第354回「斟酌」と「忖度」 です。

昔は斟酌もただ相手の事情や信条をくみ取ること、という意味だけだったのに、手心を加えて有利な計らいをしてあげること、というところまで意味がどんどん拡大していったんだそうです。

今、忖度で起きているのと同じ現象が、明治時代に起きていたんですね。面白いなあ。

言葉って、どんどん変化している、とはいえ、変化がすべて正しいということになると、言葉の意味がどんどん変わっていくような気がしますが、いいのかな。悪いのかな。



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by akaboshi_tamiko | 2017-12-28 11:32 | 言葉 | Trackback | Comments(0)

ボディとバディ

いつのころからか、ナイスボディを「ナイスバディ」と言わねばならなくなった。

いや、どう発音してもいいんだけど、何年か前にテレビのトーク番組かなんかで、中高年の出演者が「ナイスボディ」と言ったのを、「やーだ、ボディだって! バディよ、バディ」と、若いタレントさんが訂正していたのを覚えている。

でも、きっとその若いタレントさんたちはボディブローのことはバディブローとは言わないと思うな。
body and soul も慣用句として定着しているけど、これもボディアンドソウルで、バディアンドソウルと言ってる人は聞いたことがない。
ワインのコクを意味するボディも、バディと言っているひとはまだ見かけない。

body の発音記号は[bɑ́di]だから、あえてカタカナにすればバディが近いとは思うけど、なんでナイスがついたときだけバディになるのか、ほかの時はボディのままなのか、不思議~。

と、なぜこんなことを思ったのかというと、テレビ朝日の「相棒」を見ながら、夫が「相棒って英語でなんて言うの?」と聞くので、「相棒は、buddy かな」(発音は[
bʌ́di]バディ)と答えた時に、ふとナイスバディの話を思い出したのでした。

昔むか~~~し、若いころにアメリカ英語の発音がわからなくて、特に 
ɑ́ と ʌ́ が聞きわけられず、発音もできず、苦労したことがあります。いや、今もだけど。 それに、ə́ːrとɑ́も辛い。

日本語はカタカナで音を表現することができるので、便利は便利だけど、バとボの中間みたいな音をどう表現するか、だれか考えてくれないかなあ。

明治時代に、ビとヴィの違いを聞き分けちゃんと文字で表現してくれた森鴎外(だったかな?夏目漱石だったかもしれない。どっちだったかうろ覚えですが)。耳がよかったんでしょうねえ。

ビ、ヴィという表記のおかげでb音とv音の違いが耳だけでなく目でもわかるようになったと思う。

bɑ́とbʌ́の音も違う文字で表記してあれば、もっと発音しやすくなるのになあ…。



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by akaboshi_tamiko | 2017-12-14 16:52 | 言葉 | Trackback | Comments(2)

「つぶら」「円ら」

最近ネット上で「つぶらな瞳」を「小さな目」という風に誤解して書いているのを見かけました。

「つぶらな」というのは漢字で「円らな」と書きます。私の世代だと、円谷プロ(つぶらやプロ)という、超有名な映像制作会社があるので、つぶらイコール円い(丸い)というイメージがぱっと頭に浮かんできます。

円谷プロで製作された特撮ドラマ、ウルトラシリーズを見ていて、円谷英二とか、そんな名前を画面でたくさん目にしたので、円=つぶら という図式は頭にしみこんでいます。

それがしみ込んだあとに、「つぶらな瞳の…」といった表現を知ったので、何の疑問も持たずに「丸い目のことだな」と思いました。

「つぶらな」というのは丸くてかわいい、というのが本来の意味だと思うのですが、ネット上には「小さな」という意味をくっつけてしまう人が出てきました。
「丸くて小さな目」じゃなくて、はっきり「小さな目のことだ」と思っている人もいるようです。

うーん、「つぶら」には「小さい」という意味は含まれてないような気がするのですが…。
ネット上の辞書や質問回答サイトではらちが明かないので、辞書を引いてみました。

手元の辞書大辞泉で「つぶら」を引いてみると
つぶ‐ら「円ら」《形動》文・ナリ まるいさま。また、まるくてかわいらしいさま。「―な瞳」 とありました。

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ほーら、「小さい」という意味は含まれてないです!(円椎「つぶらじい」という植物の説明に丸くて小さい実を結ぶ、とありますが、それはただ単に植物の説明で、「円ら」の説明ではないですから)
あくまでも「つぶら」という言葉の意味は、丸くてかわいらしいさま、のようです。

あれ? もしかして「かわいらしい」という言葉に「小さい」という意味もちょっと含まれるのかな? いや、そんなことはないはず。大きくてもかわいらしいものはたくさんありますからね。(大きなテディベアのぬいぐるみとか、かわいいし!)

しかし、ここは辞書をまた引いてみよう。

「かわいい」と「かわいらしい」を引いてみると…
ひゃあ!!
かわい・い 【可愛い】《形》「かわゆい」の音変化 1)小さいもの、弱いものなどに心引かれる気持をいだくさま。ア)愛情をもって大事にしてやりたい気持ちを覚えるさま。愛すべきである。(例文略)イ)いかにも幼く、邪気のない様子で、人の心をひきつけるさま。……中略 2)物が小さくできていて、愛らしく見えるさま。…後略
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なんと! 「かわいい」には「物が小さくて愛らしいさま」という意味もあったんですね!

ってことは、「つぶら」という言葉は、丸くてかわいらしいさま、なので「丸くて、小さくて愛らしいさま」という風に言ってもいい、ということか……。

でも、この「物が小さくて愛らしいさま」は二義的な意味ですから。我々が最初に思う「かわいい」は、ア)の「愛情をもって大事にしてやりたい気持ちを覚えるさま、であったり、幼く邪気のない様子で人の心を引き付けるさま、だと思います。

それに、「つぶら」という言葉は、あくまでも「丸くてかわいらしいさま」なので、「小さくて丸い」ではないと思います。(こだわるなあ…。てへへ)

とまあ、久々に紙の辞書を引くと、いろいろ面白かったです。

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by akaboshi_tamiko | 2017-10-30 23:21 | 言葉 | Trackback | Comments(0)

和製英語から英語へ

TPOという言葉は、「時(time)と場所(place)と場合(occasion)」 のこと。
その場にふさわしくない服装や行動をとると、「もっとTPOを考えなさい」などと注意されたり、「TPOにあった服装をしましょう」などとつかわれます。

で、このTPOという言葉は、とても便利だけど、和製英語なので英語圏では通じませんよ、ということは雑誌のコラムなどで読んでいました。実際、30年ほど前、海外に長く住んでいる友人から「TPOって何?」と、怪訝な顔をされたので、この言葉は英語圏では通じないものだと思っていました。

ところが!!
こちら → Urban Dictionary をご覧ください!

日本人の作った略語として、TPOが出ているんです!! いや、ちょっとびっくりしました。
A Japanese made acronym meaning Time, Place, Occasion. Sometimes used to draw attention to a situation or experiance that was inappropriate or worth noting.

30年前は「そんな言葉聞いたことない」と言われていたのに、今や「日本人の作った言葉」として英語の辞書にも載るようになったとは!
(ネット辞書ではありますが。オックスフォードとか、そういうところの辞書に載っているかは調べてないのでわかりません)

kaizen(改善)とか、karoushi(過労死)が権威のある英語の辞書に載った、という話は聞いたことがありますが、TPOのような和製英語が逆に英語になった、という例は初めて知りました。

TPOが広まったのは、この表現がすごく便利だったからじゃないかな。世界中のどこでも、時と場合をわきまえなければならない場所はあるし、それを一言で「TPOを考えなさい」と言えばパッと伝わるんだし。

便利で使い勝手のいい言葉は、和製英語でもなんでも、広まるんでしょうね。

あと、私が広めたい日本語は、gappei-joukasou(合併浄化槽)とか、nisoushiki(二槽式)、tokashikomi(溶かし込み)とかかなー。私の専門分野の一つ、ですけどね。


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by akaboshi_tamiko | 2017-07-14 22:29 | 言葉 | Trackback | Comments(2)

俳句も短歌も面白い!

木曜日午後7時から、TBSのプレバトを毎週見ている。
真っ先にあるコーナーが俳句。

夏井いつき先生の毒舌というか、厳しい指導ですごい人気だ。

最初に夏井先生を見たのは、Eテレの俳句番組。10年くらいまえだったかなあ。ほかの選者の先生とすごい口喧嘩をしているを見て、面白いなあと、ファンになった。

と言いつつ、別に句作に励んだわけではないんだけど、Eテレの俳句番組は夏井先生が出ていると見てしまう。俳句だけでなく、短歌の番組も結構好きで見ている。

好きだからと言って一句作れたり、一首詠めたりするわけではない。私が作るのはどうしても標語みたいになってしまって、詩心がないのだ…。残念。

ただ単に七五調に言葉を並べるのが好きなだけ。
そういえば、あまりにも七五調にはまって、普通の会話が五七五になったときがあった。
以前のブログから抜粋
「今晩の 夕飯なんに しようかな」
「寿司 うどん 蕎麦かカレーか タイ料理?」
「外食は 塩分濃いので やめようよ」
「じゃあうちで ご飯炊いて つけもので」
「味噌汁と サバの塩焼き 大根おろし」


これ全部、五七五です、笑えます (←これも五七五)

似非標語 みたいなものなら いくらでも 作れるけれど、詩心は無し 

短歌のうまい小説家の友達に、どうやって勉強したらいいのか聞いたら、古典を学ぶのが一番いい、とのこと。
うーむ。
古典から 学べば我も うまくなる ような気がする けれど面倒。(ここまでも 受けを狙って 七五調 しなくていいのに やるのは性か)

だけど、俳句も短歌も、面白いなあ。古典からじっくり勉強するのはさすがにしんどいけれど、テレビで見たり、たまに本で読んだりするには楽しくて面白いですね。

さて、10年前に買った歳時記、たまには開いてみようかな。

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by akaboshi_tamiko | 2017-02-24 01:39 | 言葉 | Trackback | Comments(0)

よだきい という言葉

宮崎の代表的な方言に「よだきい」という言葉がある。

疲れたときや面倒くさいときに「よだきい」と言う。
ただ単に「面倒くさい」イコール「よだきい」というわけでもない。
もっと複雑なニュアンスがある。

「よだきい」に限らず、あらゆる方言はほかのひとことでは言い表せない複雑で多様な意味が含まれているのだと思う。

今、疲れているわけではないし、めんどくさいわけでもないけれど、何かやる気が出ない、今の状態を、「そうだ! よだきいんだ、私!」と思い当たった。

義母が亡くなってから、何をするにもよだきい。
その前から、愛猫も亡くなっていたんだった…。

そら吉のことを忘れていたわけではない。大きな悲しみがあった。
でも、義母の看病や葬儀のことが大きすぎて、そら吉を失った悲しみが覆い隠されてしまった。

今、どちらの悲しみも表れてきていて、ダメージ大きいなあ…。

今月は病院の予約を間違えて次の日に行って、先生に怒られた。
昨日は大事な会議をすっかり失念していた。最後の最後に電話で参加させてもらったが、責任が果たせず、本当に申し訳ないことをしてしまった…。

ご迷惑をおかけした方々に、この場を借りてお詫び申し上げます。
本当に申し訳ありませんでした。

時間が解決する、とは思うけど、それを頼りにしているとどんどん無責任になって不義理をしてしまいそうなので、少しずつ気持ちを前向きにしていかねば・・・ と思ってますが、どうなることやら。

無理しないで、というコメントをいただきそうだけど、甘えてつけあがるので、少しは無理しないとね。

と、このブログを書きながら、ちょっと気持ちが変化してきた。
この状態が「よだきい」のだ、と気づいた、ということだったんだけど。

よだきいと気づく前は、どこか体悪いかな、と思ってたんだけど、そうじゃなくて、「ああ、私はいま、よだきいだけかー」と思ったら、少し前向きになれそうな気がしてきた。

よだきがる人のことを、よだきんぼ、ともいう。日之影では「ずうそご」とか「ずそご」と言ったなあ。最後の「ご」は「ずうそ子」ってことかな。

よく父に「ずうそごじゃなあ、たみ子は」と言われたのを思い出し、ちょっとほのぼのしてきた。しみじみ切ない感じじゃなくて、ほのぼの。
ほら、少し前向きな感じ。いいかもしれない。


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by akaboshi_tamiko | 2016-11-26 22:27 | 言葉 | Trackback | Comments(0)

この葡萄パン、スイート

昨日、私は無類の葡萄パン好き、と書いた。

いつ頃から好きだったのか記憶にないけれど、子供のころから好きだったなあ。

子供の頃の葡萄パンは、昨日紹介したような、葡萄がびっしり入ったものではなかったと思う。
コッペパン型で、干し葡萄が全体的に疎らに入っていたような記憶がある。食パン型はあんまり見かけなかった。

葡萄パンは、干し葡萄が入っているのだから、甘くてしっとりしている。

私の子供時代は今ほどスイーツ類が充実していなかったから、葡萄パンは今よりももっとお菓子っぽい食べ物だった。スイーツ、デザートの範疇に十分入ったのだ。

私に取って葡萄パンはお菓子と同じ。これを嫌いな人がいるなんて信じられない、と思うくらい美味しいものだった。

さて、子供のころ、とても仲の良かった友達がいた。
ある日、その子と一緒に葡萄パンを食べたときのこと。

こん葡萄パン、スイート

「ええっ!!!!!」

すいーき、すかん


「えええええっ!!!」



・・・・
・・・・・・・

ぷーっ!! このニュアンスがわかるあなたは、宮崎県人!?

友達の言った言葉の意味は、

「この葡萄パン、酸っぱいんです」

酸っぱいから、好きじゃない」
でした!!

「酸っぱい」を、「すいー」と言うのは、西の方では普通、、、かな?

そして、宮崎県では、語尾に「と」をつけることが多々あります。
「すいーと」と言った場合は、「酸っぱいのよ」というような意味です。

この「すいーと」には私の夫(北海道人)も混乱したようで、「こんみかん、すいーと」と言うと、「それは甘いのか酸っぱいのかどっちだ?」と聞いてきました。
「すいーとに決まっちょるじゃん!」と言うと、さらに「???」という反応。

スイートとすいーとは、正反対。覚えちょってね。



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by akaboshi_tamiko | 2016-03-21 20:59 | 言葉 | Trackback | Comments(2)
Q様を見ていたら、漢字の読みを当てるクイズがあって、

集まる
集う
集る
集く

ひゃー。「集まる=あつまる」と「集う=つどう」しかわからない。

「集る」は「たかる」ですってよ、奥さま!!

そして「集く」は「すだく」なんだって!!

「集く」は、虫などの小さなモノが集まっているさま、だそうです。
ロザン宇治原が、「漢検の勉強やってた時にチラッと読んで、引き出しに入ってた」と言ってました。

ああいう人たちは、本を一回読んだだけでほとんど頭に入るそうですが、それを目の当たりにした感じ。

いいなあ、一回読んだら頭に入るって。
最近は何度読んでも覚えられない。

だからブログに書いてみました。覚えられるかな…。
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by akaboshi_tamiko | 2016-01-30 19:20 | 言葉 | Trackback | Comments(0)

万歩計と歩数計

先日、万歩計を買いました。
パッケージをよく見ると、「万歩計は山佐時計機器株式会社(YAMASA)の商標登録です」とありました。万歩計という場合は、YAMASAの商品を指すんだそうです。

そうだったのか! 万歩計という言葉を最近聞かないなあ、歩数計ってみんな言ってるなあ、と思っていたら、「万歩計」は商品名だったんですね。私が買ったのは、まさにYAMASAのものだから「万歩計」です!

ほかの商品には「歩数計」と書いてありました。「歩数計」が一般名詞なんですね。

似たような話で、「宅急便」というと、それはクロネコヤマトのことです。

荷物を相手先へ届けるシステムの一般名詞は「宅配便」です。

でも、宅配便と宅急便、厳密に使い分けている人はあまり見かけないなですね。たいていは佐川で送ります、ヤマトで送ります、とか言ってるし。

商品名と一般名詞(普通名詞、って言うのかな)の違いは、なかなか難しいですね。
下の名詞、どっちが商品名で、どっちが一般名詞か、わかりますか?

クレパスとクレヨン、セロテープとセロハンテープ、ゼロックスとコピー機、クリネックスとティッシュペーパー、ホッチキスとステイプラー、カップヌードルとカップ麺、、、


(太字が商品名。ゼロックスとかクリネックスは、アメリカの小説にはよく出てくるけど、日本ではあんまり言わないかな)
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by akaboshi_tamiko | 2016-01-06 22:50 | 言葉 | Trackback | Comments(0)