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漫画家・赤星たみこの日記です。 

by akaboshi_tamiko

カテゴリ:読んだ観た聴いた( 77 )

流木とエミリー

流木を暖炉で燃やすために集めてプレゼントする、という話が、モンゴメリの小説、「可愛いエミリー」のシリーズの中にあったように思う。

エミリーシリーズは三冊ある。
可愛いエミリー
エミリーはのぼる
エミリーの求めるもの
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エミリーシリーズは子供のころに全部読んでいるが、数年前に買いなおしたのがこの2冊。「エミリーの求めるもの」はそのとき書店になかった。電子書籍で買おうかな。

さて、流木の話に戻ると、このシリーズの中のどこかで、小説の中の一人が裕福な友人にクリスマスプレゼントをするのだが、それが流木。

贈られた人は、それを見てすごく喜んでくれる。

お金をかけたプレゼントではなく、センスのいいものを贈ると、相手はちゃんと喜んでくれるんだなあ、ということが子供心にもしみじみ響いた。

この話、どの巻のどこにあったかなあ。
もしかしたら赤毛のアンシリーズの中だったかな…?
どなたか覚えていないでしょうか? だれかどの本の中にあったか教えてくださいませんか。

よろしくお願いいたします。


グランマ!好評連載中!
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by akaboshi_tamiko | 2019-08-26 20:00 | 読んだ観た聴いた | Trackback | Comments(1)

古いドラマ

先日wowowで「古畑任三郎」を一挙放送していた。チラ見していたらすごく面白かったので、DVDを借りてきて、仕事中のBGM代わりに流している。

いや~、面白かった!!

リアルタイムでも見ていたけど、今、まとめて見るとすごく面白かった。
時代背景は90年代後半から2000年代にかけてだから、ファックス、ワープロが出てくるし、携帯電話は家族と共有している、という人も出てくるし、時代は本当に変わっていったんだなあ…。

ここからはネタバレになるので、まだ見ていない人はスルーしてください。





どの話も印象に残る事件だったけれど、藤原竜也と石坂浩二が出てくる「EPISODE40/今、甦る死」はアガサ・クリスティの「カーテン」のようだった。(カーテンと聞いたら、これでもうネタバレですね、すみません)

「カーテン」もついでに見て、これも面白かったなあ。

でも、仕事中なのでじっくり見ているわけじゃなく、聞き流しだから、今度じっくり見てみよう。


by akaboshi_tamiko | 2019-05-13 06:58 | 読んだ観た聴いた | Trackback | Comments(0)
先日、グランマ!の担当編集者と編集長と会っていろんな話をした。

土田よしこ先生の話では大盛り上がり。
毎週マーガレットの発売日の翌日は学校でつる姫の話題で持ちきりだった!
当時、週刊マーガレットでは池田理代子先生山本鈴美香先生など、一世を風靡した作品がたくさん連載されていた。

土田先生はそれを軽々とパロって、捧腹絶倒・空前絶後の漫画に昇華していた。

私がいまだに忘れないのは池田先生の「おにいさまへ…」のパロディ。
これは名門女子高が舞台で、「ソロリティ」という社交クラブが出てくる。ソロリティに入るのは眉目秀麗・成績優秀、とにかく綺麗で非の打ち所のない女子だけ。(化粧ではなく自前の顔がきれいじゃないといけないので、唇を赤くするのは口紅ではなく、自分の歯で噛んで赤くするという方法をとっていた)

「つる姫じゃ~っ!」にもつる姫が通う寺子屋小学校に「寺子屋ソロリティ」が出てきたり、唇を赤くするために一週間噛み続けて真っ赤に腫らしたつる姫が出てきて、見た瞬間に吹きだしたのを覚えている。

「エースをねらえ!」のパロディでは宗方コーチやお蝶夫人をまねたキャラが出てきて、これも見たとたんに吹きだしたものだ。

月刊誌の「りぼん」では山岸凉子先生の「アラベスク」のパロディももちろんあった。

私が高校生のころは、マーガレットやりぼん、少女コミック、セブンティーン、少女フレンド、なかよしなど、漫画誌がたくさんあった。(月刊・週刊両方あるものも)

発売日の放課後、漫画を買って読み、翌日は学校でその話題で持ち切り。一人で全部は買えないのでみんなで回し読みすることもあったけど、高校生のお小遣いの範囲でみんな漫画誌を買っていたのだった。

しかも、今思い出すと、学校に漫画誌を持って行って見ながら話したのではなく、記憶で話していて、みんなそれで通じたんだよね。それだけ翌日までしっかり印象に残っていたのだ。(だから40年経っても覚えているんだ!)

あんなに面白くて、長く記憶に残るものを若いころに読んだのは幸せだったと思う。

by akaboshi_tamiko | 2019-03-27 20:06 | 読んだ観た聴いた | Trackback | Comments(0)
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

2019年1月1日、渋谷まで映画を見に行った。エリック・クラプトン~12小節の人生~だ。

Queen のボヘミアンラプソディと比べるわけではないが、こちらの「エリック・クラプトン~12小節の人生~」はドキュメンタリー。実際の映像をたくさん使って、クラプトンの人生を子供のころから丹念に追っている。
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なんとなく知っていたこと、知らなかったこと、記憶が整理されて、そのうえで60~70年代の曲を聴くと、また新たな感慨があるし、子供のころ聞いていたのとは違う感動があった。

一緒に見に行った夫は、多分ここで笑うだろう、ここで怒るだろう、ここで退屈するだろう、と思っていた通りの反応をして、それはそれで面白かった。

それにしてもパティ・ボイドがかわいそうだなあ。(あれだけの悲劇があったのに、同情するのはそこか!と思うけど、パティはやっぱりクラプトンに翻弄されたんだと思う。ほかのガールフレンドたちもそうだけど)

クラプトンの母親の名前をこの映画で初めて知ったけど、パトリシアという。なんだー、そうか、そうなのかー。通称はパットとかパティ(映画ではパットと言われていたけど、実際にはパティもあるだろうな)。

世紀のロマンスの一つだと思っていたクラプトンとパティの恋愛だが、映画を見てからは考えががらりと変わった。

あとは私が高校時代に聴いたことのあるクリームの曲はちょっと難解すぎると思っていたんだけど、今聴くと、意外にもシンプルでノリのいい曲に聞こえた。好みって変わるんだなあ。

元日から音楽映画を見て、なんとなく今年はノリがいいような気がする。
…と言いつつ、腱鞘炎が痛くてね…

あっ、新年を弱音で始めてはイカン。
今年は映画もちゃんと映画館で見ようと思う。
あと、しばらく着ていなかった着物も、和洋ミックスでもっと着なくては。
そして運動と仕事もバリバリやらなくちゃ!

どれだけ実現できるか、頑張らねば!
皆さま、応援してくださいませ…。よろしくお願いいたします。

by akaboshi_tamiko | 2019-01-02 02:36 | 読んだ観た聴いた | Trackback | Comments(0)
来年早々の締め切りのネームはできた。あとは下描きを始めるだけだ!

しかし、今日は鎌倉物語を見に行って、堪能しました。帰ってきてから仕事もせずに、だらだらと落書きをしている。
NHK総合でやっていた「町工場の女」を見ながら。

町工場の女は、小さな町工場を経営していた父が亡くなり、娘がそのあとを引き継いだあとの悲喜こもごも。

陸王と被る部分があるとか、似ている、とか言われていたらしいですが、いやいや、町工場を取り巻く様々な問題や、リーマンショックなど、リアリティのある設定で、面白かった。

陸王も面白かったけど、盛り上げよう、盛り上げようとする演出がかなり過剰に感じて、もっと軽くやってくれれば感動したのになあ…と思うところが多々あった。

町工場の女は、演出がちょっとあっさりしすぎ、と思うくらい、淡々と話が進んだ。それはそれですっきりして、感動もジワジワくるし、私はこういうあっさり系演出が好きだな。

鎌倉物語は原作の漫画が長期連載なので、膨大なエピソードがある。それをうまくまとめて、過剰にならず、薄くもならず、ちょうどいい濃さに仕上げました、という感じ。

キャストも豪華! 三丁目の夕日のキャストが贅沢に出てきて、おお、ここにこの人が! とニヤリ、クスリとしたり。

先生が倒れて、妻の明子が涙を流すシーン、後ろの席の男性は「ンガッ!」と鼻を鳴らして泣いていた。うん、確かに私もちょっとグッと来てたんだけどね。(ンガッ!というのは、嗚咽、ですかね)

と、こんな風に久々に楽しんでいるので、下描きの神様は降りてこないんだな…。
神様、降りてきてください、よろしくお願いいたします…。

by akaboshi_tamiko | 2017-12-30 00:19 | 読んだ観た聴いた | Trackback | Comments(0)
昨日の記事で紹介した俳句

山眠り火種のごとく妻が居り 村越化石

これの「火種」というのをどうとらえるかで、俳句の意味が全然違ってくるんですね。

私と夫は「火種」を不穏なものとしてとらえたんだけど、一般的には「暖かいもの」としてとらえる人のほうが多いのかも。

友人の黒豆さんは「私はむしろあったかい句なのではと思いました」と感想をくれました。
「冬になって寒い夜だけど、小さな火種くらいだが、そばに心を暖めてくれる妻がいてくれる」という風にとったとのこと。

そうかー、うちの場合は、夫は消防士の息子で、小さなころから「火種」は危ないもの、すぐ消さねばならないもの、という薫陶を受けて育っているので、火種からすぐに「怖ろしい…」となったようです。

私も元々「火種」は「戦争の火種」「いさかいの元」というようなイメージがあるのです。
ガスの種火、とか、種火がついている、というように、種と火が逆になっていると、ぬくもりのある小さな焔に感じるんだけど、「火種」はヤバいもの、って感じです。

黒豆さんがもう一つブログを紹介してくれました。
村越化石自選句集『籠枕』
このブログには、句集『籠枕』の解説と、「山眠る…」について村越化石氏が言及している部分があって、これもまた「いつも温かみをもっていてくれる妻への感謝の句」とありました。

そうか~~、あたたかな感謝の句を、夫婦二人して「諍いの句」と解釈してしまうのは、我々夫婦の日常がしのばれますね!
って、そういうわけじゃないんだけど、うちは二人ともなぜか「火種」を危険なものとしてとらえていたのが、似たもの夫婦なんですかねー。

俳句の解釈はいろいろあって面白い!

by akaboshi_tamiko | 2017-12-22 21:01 | 読んだ観た聴いた | Trackback | Comments(0)

な、なにがあった!?

TBSのプレバトで俳句講座が人気だ。
夏井いつき先生の歯に衣着せない批評がまた人気に拍車をかける。

プレバトのおかげで、私と夫もがぜん俳句に興味を持ち始めた。歳時記なんか買ってきて、暇なときはパラパラめくっている。

その中で、「山眠る」という冬の季語の項に、ものすごく衝撃的な句を見つけた。
いや、、、、これを読んだらすぐに「こ、こわっ!」という言葉が漏れたくらいだ。夫にも話すと、「うわああ!なんだそれ! こええ! 一体何があったんだ!!??」と、おびえた声を出した。

山眠る、という、森閑とした雰囲気の季語を使った一句がなぜそれほどにも我々夫婦を恐怖に陥れたのか!
一体どんな句なのか!?

いや……、これがですね、ほんとに怖いんですよ…。内面にくすぶっている黒い怒りの炎が見えるというか……。





山眠り火種のごとく妻が居り    村越化石



静かな、寒い山。すべてが眠り込んだように森閑とした静寂の中に、火種のごとく妻が…そこに居る

奥さん、何を怒っている…? 火種のごとくって…。
熱いマグマのような怒りを心の中に抱えている妻と、静かな寒い寒い山の対比。

妻にそんな怒りを抱かせるとは…! 一体何があったんだ!? 何がそんなに彼女を怒らせたのだ!?

しかも、妻はプンプンと怒っているわけではない。怒りを心の奥に静かにためて、それが火種のごとく、チロチロと燃えているのだ。背後にある深い大きな山よりも、もっと大きな怒りがそこにある…

だからこそ、うちの夫婦は、これを読んで、二人とも恐怖を感じたのです。

我々夫婦ほどの恐怖を感じない人ももちろんいると思いますが、いやーーー、私たちこの句を読んで、心の底から怖いと感じました。

実はこれ、車の中で、夫が運転しているときに私が「こんな句があるよ」と読んで聞かせたのですが、オット、本当に肝が冷えたようで「うわ、こえええ」とおびえた声を出したのです。ああ、首都高に入る前でよかった…。私は、高速道路を運転しているときにこんなに動揺させちゃいかんと、反省もしたのでした。

それにしても、村越化石という人はどんな俳人なのか、ちょっとググってみたら、

村越 化石(むらこし かせき 1922年12月17日ー2014年3月8日)は、静岡県出身の俳人。本名・英彦(ひでひこ)。ハンセン病とその後遺症と闘いながら句作を続け「魂の俳人」と呼ばれた。 

とありました。
魂の俳人…。確かに…。ほかの句も読みたくなりました。



by akaboshi_tamiko | 2017-12-22 01:41 | 読んだ観た聴いた | Trackback | Comments(0)
紙の本のいいところは、ページに何か所か指を挟んでおけば、読みたいページを何か所かをすぐ出すことができる、ということ。

特に、登場人物が多い本だと、読み進めるうちに「あれ、これって誰だっけ?」と迷うことが多々あります。
そんなとき、最初の見返しの部分(登場人物の一覧が出ている)と、説明部分のページに指を挟んでおけばすぐに参照できて超便利。

で、今回、電子書籍で小説を読み始めたら、名前がどうも錯綜して迷う迷う。

見返しをすぐ見られないので、もう、登場人物の一覧表を自分で描いてみました。名前だけでなくイラストも入れたので超わかりやすい!! 今後、小説を読むときはすべてこの方式でいこうかな。

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こういう覚書を作ってから読むと、頭に入りやすいし! ついでにもう少しちゃんと服装とか調べて描けばよかった。タブレットで読むときだけでなく、紙の本でもこの方式取り入れよう。内容が頭に入る入る!


by akaboshi_tamiko | 2017-04-20 01:33 | 読んだ観た聴いた | Trackback | Comments(0)
日本橋高島屋で開催されていたベルばら展を3月16日に見てきたので感想をしばらく続けます。
今回は、ベルばらの話というよりも、開催場所に関しての話題です。

開催場所は日本橋高島屋。
老舗中の老舗の百貨店。デパート、というよりもデパートメントストアと、ちょっとレトロな言い方が似合うし、それよりも「百貨店」という言葉がまさにぴったりな場所である。

ベルばらの雰囲気にぴったりな、ゴージャス感がいたるところにある。
1階エントランスのドアの装飾がこれ。アールデコっぽいデザインがとても優雅。
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日本橋高島屋は創業1933年。「東洋趣味ヲ基調トスル現代建築」という様式で、西欧の歴史様式に、和風建築の意匠をミックスしたもの。百貨店建築として初の重要文化財とのこと。

マスコットの人形もかわいい。名前はローズちゃん。着ているのは昔の制服だろうか。どれもこれもかわいいなあ。
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エントランスを入ると、大きな生け花が飾ってあった。
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勅使河原茜作。大胆で、季節感があって、前を通るお客様が何人も写真撮っていた。撮るよねえ、これ。

ベルばら展に行く前に、高島屋の話が盛り上がる。
ゴージャスでちょっとレトロ、、、いや、レトロというよりあれはクラシック。
それに70年代の雰囲気もあって、高島屋さま、よくぞベルばら展開催してくれました、ありがとう!と、思えるくらいだ。

入口ですでに気持ちが高揚し、これからベルばら展に行くのだ。
内容に関しては次の投稿で。よろしく~。




by akaboshi_tamiko | 2017-03-22 14:19 | 読んだ観た聴いた | Trackback | Comments(0)
日本橋高島屋で開催されていた、通称ベルばら展を16日に見てきました! 
(本名は『デビュー50周年記念 池田理代子 ―「ベルばら」とともに—』である)

さっと見て帰るつもりが、いや~~~、素晴らしかった!! じっくり見て、時間がいくらあっても足りない! もう東京での開催は終わってしまったので、横浜の開催にもう一度いくつもりだ。

高校生のころ、リアルタイムで読んでいた『ベルサイユのばら』は、当時、先輩後輩、とにかく高校中の話題をさらい、毎週マーガレットの発売日の翌日にはベルばらの話で盛り上がったものだ。

ほかの漫画ももちろん話題になっていたが、それは長くなるので割愛。

今回のベルばら展は、一人で見たのだが、ああ、漫画家の友達と一緒に見たかった! 年代ごとに背景がどんどん濃くなっていく。人物も手塚治虫、水野英子系のペンタッチと輪郭から、どんどん同時代の漫画家の影響を受けて、頬っぺたの形や鼻の描き方、まつ毛の描き方が変わっていく。原画を見て、年代あてクイズをやれば、きっと漫画家なら当てられると思う!

宝塚版ベルサイユのばらの衣装が展示してあり、これは撮影可だった。
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ほかにも写真があるけど、きょうのところはこのへんで。
横浜の展示、だれか一緒に行きませんか~。



by akaboshi_tamiko | 2017-03-21 23:43 | 読んだ観た聴いた | Trackback | Comments(0)