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漫画家・赤星たみこの日記です。 

by akaboshi_tamiko

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これなーんだ?

これ、何でしょうか?あるモノの部分です。
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こういう形もあります。
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全体の形はこちら。
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針金ハンガーをペンチで曲げたものです。

どうやって使うかというと…
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はい、ベルト掛けでした。
なんでもないけど、便利です!

ちょっぴり貧乏くさいけど、そこは言いっこ無しで…。
おしゃれ感より便利さをとるのがワタシです。

by akaboshi_tamiko | 2019-06-30 17:15 | すまい、暮らし | Trackback | Comments(0)

石けんと合成洗剤2

石けんには粉末、液体、固形があります。合成洗剤にももちろん粉末液体固形ジェル状など、いろいろあります。

洗濯するときは何がいいかよく聞かれますが、どんな形状でもよ~~~~~く溶かすことが大事。

とにかく、洗浄剤は石けんだろうが合成洗剤だろうが、液体だろうが粉末だろうが、事前によ~~~~~~く、ものすごくよ~~~~~~~~~く溶かしてから衣類を入れると、洗い上がりが全然違ってきます。
部屋干しのにおいが取れたり、汗臭い作業着の臭いが取れたり、いいことづくめです!

……
という話をいつも講演等でしています。
が、なかなか伝わらないです。

私が言う「洗浄力が上がる」「石けんのほうがよく落ちる」ということに対して、具体的な数値がほしい、という人がいます。

ええー、具体的な数値って…。
実際に洗ってみて、汚れが落ちたのを見るだけじゃダメなんですかね?
合成洗剤で溶かしこみをやったら、部屋干しのにおいがしなくなった!というお便りやメールをいただくんですが、それ、実際にやった方の話なんですよね。

溶かしこみをする前に、具体的な数値がほしいって、私の言葉だけでは信用できない、ということだと思います。

なので、私はつい熱を込めて「こうやると落ちますよ!」と、講演で力説することがあります。

すると、「感情的な言葉だけで数値が伴わない」という批判も来るわけです。

うーん、難しいなあ。
私の言葉だけで「よし、やってみよう!」と思った方は、実際に部屋干しのにおいがなくなったそうです。これは合成洗剤の人からそういうメールをいただきました(まあ、私の言葉だけですから、信ぴょう性がない、といえばないのかもしれないですが…)。

そして、実際に、合成洗剤で溶かし込みをやって臭いが取れたので、石けんを使ってみたら、汚れ落ちがさらによくなりました!という書き込み(以前連載していた読売オンラインのコメント欄で)がありました。
(今はもう見られないので、これも信ぴょう性がないといえばないのかもしれないですが…)

でもね、みなさん、溶かしこみ、ぜひやってみてください。

溶かしこみとは。

衣類を入れる前に、洗濯槽に水をため、そこへ必要量の洗浄剤(合成洗剤でも石けんでも。液体でも粉末でも)を入れ、10~15分撹拌する。その後、衣類を入れて洗濯する。

10~15分の空回しがもったいないという人は、バケツ(3~5リットルくらい)の水に洗浄剤を入れてざっとかき混ぜて数時間放置。それを洗濯機に入れて5分ほど撹拌する。その後、衣類を入れて改めて洗濯する。

毎回は無理でも一か月に1回くらいやってみると、汚れ落ちの良さにびっくりするでしょう。
それに慣れたら、石けんに移行するのもいいですよ。(もちろん、合成洗剤のままでもOK。とにかく汚れ落ちがよくなり、衣類もふんわりするので柔軟剤が要らなくなりますから)

実際にやってみて、それでも「やっぱり落ちないじゃないか!」と怒る人もいるかもしれませんが、まあ、実践してから苦情が来る分には、私も対処のしようがあります。

実際に家事をやっている実感を聞いて、それを信用できる人と、実験室での数値しか信じられない人がいるのは、しょうがないですね。どちらも大事だとは思います。数値も大事なので、ぜひどこかのメーカーと協力して、実験をしてみたいです。

どこか、名乗りを上げてくれないでしょうか。よろしくお願いいたします。


by akaboshi_tamiko | 2019-06-29 01:12 | 石けん/セスキ/過炭酸塩 | Trackback | Comments(6)

石けんと合成洗剤

今日の話は何の落ちもなく、ただの覚書。

最先端の情報ではないけれど、まあ、歴史的事実をメモっただけ。興味のあるかたはお読みください。

昭和30年代、合成洗剤の売り上げが石けんの売り上げを上回ってきたとき、日本全国で「合成洗剤追放運動」が広まった。

赤潮が出てきた湖沼や海の周辺では、合成洗剤の助剤として配合されていたリン酸塩が原因だ、とする説により、琵琶湖近辺では合成洗剤を排除する動きが盛んになっていった。
赤潮とは、プランクトンの異常増殖により海や川、運河、湖沼等が変色する現象。富栄養化がすすんだ過栄養状態の水域で起こる)

しかし、赤潮の原因は合成洗剤の助剤のリン酸塩だけではなく、富栄養化をもたらすのは農業用肥料のリンや窒素のほうが量的には多く、洗剤だけを批判してもダメだったのだ。

今では無リンの合成洗剤が主流になり、農業用肥料もなるべく河川、湖沼に流れないようにしたり、下水道や合併処理浄化槽の設置により、河川の汚れはずいぶんきれいになっていった。

そのおかげで、石けん運動は下火になり、合成洗剤を受容する人も増えている。

というより、石けんと合成洗剤の違いが判らず、生まれた時から合成洗剤しか使ったことがない、というだけのことかも。

つまり、合成洗剤を「受容するようになった」のではなく、合成洗剤以外の洗浄剤があることを知らなかったり、今時分が使っている洗浄剤が合成洗剤であるという自覚を持っていない人が多くなったのだと思う。

今、河川や湖沼や海を汚しているのは工場廃液よりも家庭雑排水のほうが多いといわれている。企業系廃水はきちんと法律ができて規制があり、廃液の汚れをきれいにしてからちゃんと基準値を守って排水されている。

(もちろん、どこの世界にも法を潜り抜けて基準を守らない輩はいる。それは例外というか、犯罪であって、本来の法律や基準をちゃんと守ることを前提に考えると、企業系廃水はきれいになって排出されている。)

ところが家庭雑排水はまだまだ法律が整備されておらず、下水処理場がない地域や合併処理浄化槽がない地域ではそのまま排出されているところもまだある。


さて。
石けんは環境にいい、というと、その反対語として、「合成洗剤は環境に悪い」という言い方がある。
実際にはどうなのか、よく聞かれる。

私としては、
・石けんのほうが汚れ落ちがいい(洗濯、掃除、食器洗い、浴用、すべての面で)
・うちの浄化槽がすごくきれいで微生物のダメージがほんとに少ない 
・夫の皮膚炎が治った(合成洗剤を使っていた頃は首回りや耳の後ろなどがよくただれていた) 
・私の頭皮の炎症や吹き出物が治った
・残留が少ないせいでガラス食器の曇りが出ない
などの個人的な快適さから、石けんを勧めている。

実際に石けんに変えたら部屋干しのにおいが全然しなくなった!という喜びの声も届くしね。

実験室で試験管やビーカーや測定器を使った実験をやって優位性を導き出しているわけではなく。
(それが科学者たちにはうさん臭く映るのだろうけど、仕方ないよ。私は一生活者として、暮らしの中で石けんと合成洗剤を比べただけだから)

と、取り留めなく書いてしまったけど、まあ、今回は覚書レベル。
でも、こういうことは「へ~、そうなんだ~」と、なんとなく知っていただければ幸いです。
取り留めなくてすみません(-人-)

by akaboshi_tamiko | 2019-06-27 00:07 | 石けん/セスキ/過炭酸塩 | Trackback | Comments(0)

採血回数

今日は内科の定期検診日だった。採血のとき、なかなか血液が出なくて、若い看護師ヤマダ(仮名)さんが、3カ所も針を刺したけど出てこない。

これは少し脱水気味だからかもしれない。
いつもは採血の前に必ず水分補給しているのに、今日はうっかり忘れていたのだ。

1回目、2回目とも、針を刺したあとシリンジの押し子を引いても全く出てこない。

3回目には「少し深く刺しますね。痛くないですか?」とヤマダ(仮)さんは私をいたわりながら針を刺した。しかし、ほんとうにごく微量の血液しか出てこない。彼女の顔は緊張でこわばっている。

「大丈夫、これは脱水気味だからじゃないかなあ?ちょっと水飲んだほうがいいと思うから、買ってきます」と言うと、彼女は恐縮しながら針を抜いた。

私は速足で院内のコンビニへ。動くと血流がよくなるし、それもこの後の採血にいいかもしれない。

経口補水液のOS1を買ってぐびぐび飲みながら採血室へ戻ると、ヤマダ(仮)さんは先輩格の看護師さんと奥の部屋で何やら相談中。

先輩格の看護師さんのネームプレートにはイトウ(仮)とある。彼は自信に満ちた表情で私に振り向き、「なるほどなるほど、ではこちらにどうぞ」と採血台へ誘導する。彼の後ろでヤマダ(仮)さんは小柄な体をさらに小さくして私の腕を見ていた。

私の腕にはすでに3か所、止血の絆創膏が貼ってある(右2カ所、左1カ所)。しかし、止血の必要がないくらい、採血痕から血は全く滲んではいなかった。

「なるほどなるほど、うん、なるほどなるほど」イトウ(仮)さんは私の腕を見て嬉しそうに笑みを浮かべた。難しい採血をやって見せる、ちゃんと見ていなさい、という先輩の自負が見える。

彼は採血針を袋から出して「これを使うから」と、後輩に教えている。

イトウ(仮)さんが私の腕を取り、血管をピンピン叩きながらまた「なるほどなるほど」と微笑む。
ゴムチューブを肘の上でぎゅっと縛る。「少し強く縛りますよ」「はい」(…おお、確かにヤマダ(仮)さんのより強めだ)

採血針が腕に刺さる。シリンジの押子を引くと血液がスーッと出てきた。

よかった~~~~!
「やっぱり水飲むと全然違いますねー、さっきはドロドロだったのかな」などと言って、ヤマダ(仮)さんに気を遣う私。

採血技術の差ではなく、私の血液がどろどろで出にくかったんですよ、あなたのせいではないですよ、なんて、若手看護師さんにちょっと気を遣うのは、アメリカの医療ドラマERを見ていたせいだ。

ERで「ティーチングホスピタル」という言葉を初めて知った。患者さんとともに看護師や研修医がいろんな手技を覚えていくのだ。患者もそれを納得している。

私ががんの手術で入院していたのも医大に併設された大学病院だったので、若い看護師さんがベテランさんに教えられながら採血してくれた。あの時も5回くらいやり直しがあって、その時は若い看護師さんは泣きそうな顔になっていたなぁ…。

私も痛かったけど、これは病室でネタになる!と思っていた。病室では「痛い自慢」「やり直し回数の多い自慢」が結構受けるネタだったのだ。

話題の少ない単調な入院生活では、そんなことも笑いの種になったんだなあ、と、少し懐かしく思い出した。

by akaboshi_tamiko | 2019-06-18 23:52 | つれづれ日記 | Trackback | Comments(2)