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冠攣縮性狭心症4入院編

先月、冠攣縮性狭心症で入院した病院は、26年前に子宮がんの手術で入院したのと同じ病院である。

26年ぶりに同じ病棟に入り、いろいろ懐かしかった。
しかし、この26年で病院の中がちょっとずつ変わっていた。

今は男性の看護師さんも多くなったが、’97年に入院したときほぼ100%女性だった。

それから、畜尿関係のやり方が変わっていた。
当時は畜尿用の容器に尿をためる方式だったと思う。でも今年は毎回カップで軽量し、それを記録用紙にメモして渡す方式になっていた。

そして、面白いと思ったのは、昔「お小水」だったのが、今は「おしっこ」に変わっていたことだ。

当時は「おしっこ」というより「お小水」のほうが丁寧で上品な感じがあった。

今だって「しっこ」や「小便」と言うより「お小水」のほうが上品な感じがするだろうな、とは思う。
でも、今は「お小水」はどれだけ通じるんだろう…。

今回の入院中、若い看護師さんに「26年前はお小水って言ってたんですよ」と話をしたら、「お小水ってなんですか?」と聞かれて、時の流れの速さが身に染みた。

そうか、今はもう医療機関でも「お小水」って言わないんだろうな…。
あ、医療機関以外でも言わないか。

# by akaboshi_tamiko | 2023-03-24 23:54 | Trackback | Comments(4)

冠攣縮性狭心症という病気で緊急入院した私。
【詳しくは その1 と その2 をお読みください】

手当が早かったので、今は病状も落ち着いている。
ただ、疲れやすいのと、動悸や息切れがあるので、無理はしないように気を付けている。

入院中、ベッドで寝ているときにカーテンを見ると、そこに小鳥がいた。
冠攣縮性狭心症(かんれんしゅくせいきょうしんしょう)3入院編_b0019674_20283737.jpg

小鳥とはこれのことだ。
冠攣縮性狭心症(かんれんしゅくせいきょうしんしょう)3入院編_b0019674_20245442.jpg

ほら、小鳥が連なって飛んでいるように見えない?
翼が広がってないから、飛んでるようには見えないかもしれないけど、見上げた先にこれがあったので、飛んでいるように私には見えた。

さて、今回の「グランマ!」は退院してから仕上げた。

今回は入院ネタにしたので、病室を描くときこのカーテンの写真がすごく役に立った。
転んでもただでは起きないねえ、私。



# by akaboshi_tamiko | 2023-03-13 21:34 | Trackback | Comments(0)

前回:冠攣縮性狭心症1(2月20日、救急車で病院へ搬送されるまで)

救急車が病院へ到着するとすぐにストレッチャーで別室へ運ばれて、病院のスタッフたちがわらわらと周りに集まってきた。

まるであの伝説の医療ドラマERを見ているような光景だった。そしてあの有名なセリフ「ここはティーチングホスピタルだから」が頭に浮かんだのだ。ティーチングホスピタルとは実際の現場で医学生を教える病院。

事実、私が搬送されたこの病院は看護学校が併設されたティーチングホスピタルなのだ。
私の目には周りをぐるっと取り囲むスタッフの方たちの上半身と天井のライトしか見えてなかったけど、大半は学生さんかもしれない。
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ストレッチャーに乗せられたままの私に、スタッフたちはてきぱきとトレーナーをめくって心電図のパッドを貼り、別のスタッフがそのままトレーナーとTシャツをするりと頭から脱がせ、さらに「これから検査しますから金属のものは外してください」と言われ耳のピアスを外すころには下半身(ジーンズとパンツ)も同様にするっと脱がされた。
つまり、全裸。

多分、脱がせにくい服だったらハサミでじょきじょき切られていたくらいの緊急性だったのだと思う。

医師や看護師やいろんな人が周りを取り囲み、下半身には尿道口から膀胱までのカテーテルが入れられた(これは女性だった)。

この時、「ああ、これ漫画にするなら全裸は差しさわりあるから猫のキャラで描こう…」と思った。漫画家魂というか、習い性というか、45年の漫画家生活でしみついている「なんでもネタにして元を取ろう!」という貧乏臭さだ。
冠攣縮性狭心症(かんれんしゅくせいきょうしんしょう)2_b0019674_15363730.jpg

そこからストレッチャーは動き始め、次の場所で心臓カテーテルでの検査が始まった。(多分、そうだと思う。記憶を掘り起こしている)

周りに大きなモニターが設置されたり、いろいろなものが目まぐるしく動いていた。
「寒いです…」と訴えると、ストレッチャーが温かくなってきた。ストレッチャーなのか、手術台なのかわからないけど、少しずつ寒さが薄れてきて、すごいハイテクだなあと思ったのを覚えている。

あとで夫に聞くと、この時、夫は「心臓にカテーテルを入れて検査します。緊急手術になるかもしれません」と言われ、何枚もの同意書の書類にサインしたそうだ。

ふう…。書くのも力尽きた…。
続く…。

# by akaboshi_tamiko | 2023-02-26 15:41 | Trackback | Comments(8)

ご報告:冠攣縮性狭心症

ご報告です。
2月20日(月曜)、私は救急車を呼ぶほどの胸部痛に襲われ、緊急入院しました。

病名は冠攣縮性狭心症というものです。(かんれんしゅくせいきょうしんしょう)

攣縮(れんしゅく)、難しい字ですが、痙攣(けいれん)の攣(れん)ですね。
心臓の冠動脈が痙攣して縮む病気です。血管が縮むので血液が心臓に回りにくくなり痛みが出て苦しくなります。更年期以降の女性に多いそうです。

結果的には処置が早かったため、大事には至らず、4日の入院で今日(2月23日木曜)に退院しました。

何か役立つかもしれないので、兆候などを書いておきます。

過去10年くらいから、時々(年に1回くらい)胸が痛い(締め付けられるような感じ)があり、でも数秒~1分くらいでおさまっていたので、筋肉痛かなーと思っていました。

その都度、深呼吸を1~2回やれば収まっていました。年に1回とか、2年ほど間が空いたりしました。
それほど間が空いているのに覚えているのは、やはり苦しさが強かったからかな、と思います。

それでも数秒で収まるので、軽く見ていました。

しかし、去年くらいからその頻度が上がってきたように思います。覚えているだけでも去年から今年にかけて2~3回はあります。
もし、同じような胸の痛みを感じたことがある人は、すぐ収まるからと軽く考えずに、病院で検査してもらったほうがいいと思います。特に、頻度が上がってきたのなら、ぜひ早めの受診をお勧めします!

今回は立っていられなくて床に寝ころび、いつものように胸をトントンやっても、何度も深呼吸しても収まらず、救急車を呼んでもらいました。(このとき発症から10分くらい経っていた)

それから10分後くらいに救急車が来て、その時は痛みというか締め付けられる感覚はほぼ半減していたので、うわ、まずい、収まったのにどうしよう…、と思うくらいでしたが、救急車内で心電図をとっていた救急隊員が、ST派がなんたらで、これは心臓だから危ない、ドクターヘリを呼びます、と言うではありませんか!

ドクターヘリの要請とは!とびっくりしましたが、私は結局そのまま救急車で北総病院救急センターへ。

と、ここまで書いて今日は力が尽きました。
続きはまたぼちぼち…。

追記:ドクターヘリに乗ったと誤解される方も多いようなので追記しておきます。
私はドクターヘリには乗らず、救急車で病院へ搬送されました。
私より緊急性の高い患者さんがドクターヘリを使ったようです。私が検査中、夫は何もすることがなく茫然と待っているところへドクターヘリが到着し、その緊急性の高い患者さんが搬送されてきたそうです。その話もまたいずれ。



# by akaboshi_tamiko | 2023-02-23 17:52 | Trackback | Comments(6)

バレンタインだからチョコレート、というのは若いころの話。

うちはチョコレート色のおはぎを買いに行くか、という話になり、スーパーになかったので粒あんパンにしました。

粒あん、チョコレート色でした。
バレンタインじゃなくてもおはぎは好きだけどね。

小豆の餡は、時々手作りする。
魔法瓶に小豆と熱湯を入れて6時間以上置くとふっくら柔らかくなるので、それを砂糖で煮て餡を作る。
冷凍しておくといつでも食べられて便利。
という記事がこちら↓↓

  
お汁粉とか小倉トーストとか、そういうのが簡単にできる。
砂糖はラカントにすれば、血糖値をあまり気にせず食べられるし。
また作っておかねば。

# by akaboshi_tamiko | 2023-02-14 21:05 | Trackback | Comments(0)