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赤星たみこの戯言・放言・虚言日記♪ akaboshi.exblog.jp

漫画家・赤星たみこの日記です。 


by akaboshi_tamiko

体が痒いとき3

59歳頃から60代前半の数年間、かゆみを含む更年期症状の治療として、女性ホルモンのテープを処方してもらっていた。

確か65歳くらいのとき、担当医に「そろそろやめてもいいかもしれないですね」と言われる。
私も「まあ、もういいかな」と思い、やめることに同意したのだった。

しかし、その後1年ほど経った頃、体のかゆみが我慢できないほどひどくなった
かきむしり、みみずばれ、かさぶたができる。
かゆくて夜眠れない。 体が痒いとき1参照

あんまりつらいので、テープ貼りたい!と思い、引き出しを探してみたら、残っていたのだ!2枚のテープ

それを貼ったら、なんと、かゆみ止めを塗っても引かなかったかゆみが10分くらいですーっと引くではないか
もうびっくり!!!やった!!!

最初の一枚の時は「これ、気のせい?プラセボ効果?」と、自分でも半信半疑だった。
2~3日後、またかゆくなったので残りの1枚を貼ると、またスーッと痒みが消える。

それで、次の検診日が来る前に、予約なしで病院に行き、担当医にまたテープの処方をお願いした。
かゆみの治療で女性ホルモン補充なんて、やってくれるかなあ…と疑問だったが、とにかく状況を説明した。

かゆくてかさぶたになった写真、みみずばれになった写真を見せ(ちょいグロなので、先生も嫌だったかもしれない…)、翌朝はそれが引いていること(かさぶたは残るけどみみずばれは治っている)、夜になったらかゆくなること、ホルモン剤のテープを貼ったらかゆみが引いたこと、などを切々と訴えた。

そういう説明が効いたのか、処方してもらえることになった。
よかったー、処方してくれて…。

本来なら2日に1回、腹部に貼るそのテープを、今は半分に切ったものを週に2回(つまり1枚分を週1で)貼っている。
担当医も「それくらい少量なら、まあ、いいでしょう」と、一応賛成してくれている。

テープを貼り忘れるとまたかゆくなり、いかんいかんと、夜中に慌てて貼る。しばらくするとかゆみがおさまる。
そんな具合だから、かゆみに女性ホルモン、なかなかいい方法だと思う。
しかし、これをどこの病院でもすんなり処方してくれるかというと、あんまり一般的ではないかも。

特に60代以降の高齢女性だと、「更年期? もう終わってるでしょ?」と言われて拒否される可能性も高い。

たくさんの女性が「体がかゆいのは単なる乾燥だけではない、女性ホルモン欠乏症のひとつだ」という声を上げてくれるといいな、と思う。(もちろん乾燥のみでかゆくなる人、ほかの病気の人、色々いるはずで、女性ホルモンさえ補充すればいい、というわけではない)

高齢者施設で、毎晩利用者さんの体に保湿剤を塗るより、テープを1週間に1回とか2回貼ってもらうほうが、介護の面でも楽ではないかなー、なんてことも考えたりする。

最終的には自己責任で、いろんなリスクを説明してもらい、自分で判断するといいと思う。
痒み解消の一つの選択肢として、どうかな、と思っているのだけれど…。

参考リンク


# by akaboshi_tamiko | 2024-05-07 20:00 | 更年期 | Trackback | Comments(8)

体が痒いとき2

女性ホルモン補充療法とは、文字通り、女性ホルモンを補充する治療のこと。
漢方薬や飲み薬、塗り薬、貼り薬など、いろいろある。

私は97年(39歳のころ)に、子宮と卵巣を摘出している。卵巣を二つとも摘出したので、その時点で女性ホルモン欠乏症、つまり更年期に突入。(普通に訪れる更年期と区別するために、摘出手術後の更年期を「外科的更年期」という)

ふつうの更年期と違っていきなり来た更年期なので、症状が激烈で、漢方薬(当帰芍薬散)を処方してもらってなんとか乗り切った。それが40代から50代の頭くらいにかけて(2000年代から2010年代初頭)のことで、当時は女性ホルモン補充療法には錠剤を呑む方法もあったのだが、めんどくさくて漢方薬のほうが私にはあっていた。

50代後半になって、仕事で女性ホルモン補充の取材をさせてもらった。その時に、女性ホルモンはいくつまで補充すべきかという問いに、「いくつまででもいい、その人が望むまで補充してよい」という先生に出会った。

当時、その先生は80代後半の女性医師で、自らホルモン補充を続けていらした。

そうか!!と目からうろこの思いだった。

ホルモン補充療法の効果と副作用 治療をいつまで続けるか
(上記のNHKのサイトでも説明があります)

そのころ、私は体のかゆみやイライラ、気持ちの落ち込み、ほてり、のぼせ、寝汗など、いくつか更年期に該当する症状が複数あった。しかし、さすがに60歳手前で、もう更年期は卒業だろう、と思っていたのだ。

だが、体がつらいので何とかしたい…。ホルモン補充か漢方薬か、何かの手を打ちたいと思い、高脂血症の治療で定期健診に通っている病院で、担当医に相談してみた。

すると、担当医は女性ホルモン補充のおなかに貼るテープを処方してくれた。

その効果は絶大だった。

*******************
効果には個人差があります。
また、薬を処方してもらうときは担当医とじっくり相談してください。

# by akaboshi_tamiko | 2024-05-06 23:50 | 更年期 | Trackback | Comments(0)

体が痒いとき1

ここ数年、体が痒くて痒くてかさぶたになるほど掻きむしってしまうことがあった。
保湿剤やかゆみ止めを塗ってもおさまらないかゆみ…
眠れなくて、ものすごく困った。

ガリガリ掻いたあとが太いみみずばれになり、そこにキンカンとかウナコーワとかを塗るとヒリヒリしてかゆみがちょっと治まる。そのすきにエイッとばかりに寝るしかなかった。
(かゆみは眠れないけど、痛み…というよりちょっとした激痛のほうが何とか我慢できる。とにかく痒いとずーっと気になって眠れないのだ)

ダニに食われたのかな?とか思いつつ、翌朝体をみると、かさぶたになっているところもあるが、虫さされのあとは何もない。かゆみも治まっている。
でも夜になると痒くなる。いや、つらい。本当につらかった。

こういうかゆみ、私の友人にも多い。
夜になると痒いけれど、朝になったらおさまっている、とか。

それから、私の母も晩年は、毎日かゆみ止めを体に塗っていた。80代半ばころから93歳で亡くなるまで、毎晩、姉が体に塗ってあげていた。

この話を友人にすると、「そういえば私の母も毎晩かゆみ止めとか保湿剤塗ってた」と言う人が多い。

母が通っていたデイケアセンターでも、ショートステイする女性利用者さんたちに職員さんがかゆみ止めを毎晩塗っていたという話を聞く。

こんなしつこい体のかゆみ、皆さんどうしてますか?

実は私、あることをやってこの悩みが一気に解消したんです!

それは女性ホルモン補充療法だったのです!!

この女性ホルモン補充療法について、明日、詳しく書きますので、ちょっとお待ちくださいね!!

# by akaboshi_tamiko | 2024-05-05 07:00 | 更年期 | Trackback | Comments(0)
日本一のズボラを自認する私、めんどくさがりなのでこまめな掃除は大の苦手。
逆に、換気扇掃除などの大物を一気にがっつり洗ったりするのは、イベントなので楽しくて好きだ。

でも、毎日こまめに掃除、ってのが本当に嫌い。
そんな私でも、このところの換毛期の猫の毛の嵐には、掃除しないわけにいかない。鼻がムズムズするしね。

仕方なく掃除をしたが、ご褒美というか、達成感を感じるために猫の毛と綿埃の混じった写真を撮った。
いやー、埃と毛だらけ。汚い…。でも達成感ある。

最初に置く写真はプレビューで出てくるので、とりあえずきれいな花の写真を。達成感のある汚写真はこの後に。

掃き掃除2お茶殻+紙ばらまき_b0019674_14113492.jpg
治療としてのウォーキング中に撮った写真。斑入りの花はきれいだなあ…。


さて、今日はお茶殻を撒いて掃き掃除をした。
お茶殻一回分ではちょっと足りないので、キッチンペーパーを足して使うことにした。
いやー埃だらけ!


掃き掃除2お茶殻+紙ばらまき_b0019674_14143843.jpeg

すごいね、一日掃除しないとこれだ。
茶葉が大きめのお茶じゃないと、床にべったり貼り付くので注意。

高い煎茶だと茶葉が細かくて床にべったり貼りつくので注意。
安い番茶とか、茶葉が広い釜炒り茶が最適。

掃除した後、家じゅうにお茶のいい香りが漂って気持ちよかったなー。

ほこりが取れた達成感もあるし、皆さんもぜひ!

# by akaboshi_tamiko | 2024-04-30 09:22 | Trackback | Comments(4)
猫の換毛期で抜け毛がひどい。
私は日本一ずぼらなので、掃除もまめにやらない。
猫の抜け毛、綿埃が家じゅうに漂っている。

そんな時は、濡らした紙をちぎって床にまいて箒で掃くだけの掃除をしている。

床全体じゃなくてOK.
部屋の一番奥の片隅にまいて、それを箒で掃きながら次の部屋へ進む。
濡れ紙バラマキ掃除(掃き掃除1)_b0019674_00501687.jpg
ほこりが混じった紙は汚いので、ちょっと周りに飾りを入れて、小ぎれいにしてみた。・・・けど、汚いのは汚いな…。

濡れた紙に猫の毛や綿埃がくっついて、掃いてきた部屋はすっきり。
リビング→仕事場→台所と掃いてきて、最後にまとまったところ。
濡れ紙バラマキ掃除(掃き掃除1)_b0019674_00502523.jpg

この箒にくっついている綿埃はフワフワ舞って、なかなか塵取りに入ってくれないのだが、濡らした紙にくっついて塵取りにスッと入ってくれる。

濡れ紙バラマキ掃除(掃き掃除1)_b0019674_00502950.jpg
いやー、らくちん。掃除機より断然ラク!
電気代もかからないし!

この紙は、昔は新聞紙だったけど、最近は新聞取ってないので、雑誌やコピー用紙や、とにかく家にある紙をちぎって使っている。
今回は宅配便の箱の詰め物の紙を使った。

掃除機より足腰腕手首が痛くならないので、本当にらくちん。
猫の毛ガフワッフワ舞っていた部屋がすっきりさわやか~。
よかったよかった。

# by akaboshi_tamiko | 2024-04-28 01:09 | Trackback | Comments(4)