漫画家・赤星たみこの日記です。 

by akaboshi_tamiko

仕事アップしました!

グランマ!アップしました~。

今回は魔法瓶(保温ポット)を使った煮豆の作り方。
黒豆って、しわしわになって作るのが難しいといわれています。「美味しんぼ」でも、ものすごく難しくて、恐ろしいほどの手間がかかる、愛情がないとできない料理だ、という風に描かれていたのを覚えています。土井善晴先生のレシピでも、煮る時間が8時間とか、ものすごく手間がかかってました。

ところが、魔法瓶を使って作ったら、拍子抜けするくらい簡単に、シワなくふっくらできてしまったんです。

初めて作った黒豆がふっくらつやつやできたので、なんだ恐るるに足らず!なんて、ちょっと増長してます!

詳しい作り方は今月23日発売のofficeYOU  グランマ!  を見てくださいね~。

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# by akaboshi_tamiko | 2018-01-11 23:15 | 仕事 | Trackback | Comments(0)
2018年1月1日

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
去年はいろいろ病気や体調不良がありましたが、今年はそれを乗り越えていきたいと思います。

さて、去年の暮れにウーマンラッシュアワーの漫才が話題になりました。

普段テレビでは御法度になっている政治ネタ(原発、北朝鮮、沖縄、被災地など)が入っていて、それをテンポよくガンガン話して、「よく言った!」という称賛の声が上がったのです。

テレ朝の「羽鳥慎一モーニングショー」の中の「そもそも総研」というコーナーでも17分にわたって話し合われています。漫才も紹介されていて、これは権利の関係で削除されてしまう可能性が高いので、早めに見てください。
そもそも原発、沖縄、政治はお笑いのネタにしてはいけないのだろうか?
(音が結構大きいです。会社で開く人は気を付けて!)

スタジオの出演者たちの声の中で、私がすごくびっくりしたのは、「親しい友人や家族でも、政治の話はしちゃいけないって雰囲気あるじゃないですか」という言葉。

ええっ、政治の話とかしちゃいけない雰囲気って何???
そんな雰囲気、だれが作ったの???? どこにあるの???? 
うちの夫婦は政治ネタをガンガン話すし、姉や姪っ子たちとも話すし、友達とも話します。


それと、「テレビは不倫ネタばかりやってるけど、需要があるからやっているんですよ、と言い訳しながらやっている」「不倫ネタは実際視聴率とれるんですよね」という言葉。

視聴率とれる、と言っても、見ている人が1000万人のうちの20%なのか、500万人のうちの20%なのか、100万人のうちの20%なのか、によって、人数は変わってきます。

テレビ離れが言われて久しいこの時代、小さなパイで20%とるより、大きな大きなパイで5%とるほうがいいんじゃないの? 
100万人しか見ていないテレビの20%は20万人。
1000万人の5%は50万人。

単純に視聴率だけを考えていると、見ている人の総数は計れません。
視聴率獲得競争に堕すると、パイはどんどん小さくなっていくのに。

年末は相撲ネタと不倫ネタばっかりだったので結局テレビ見るのやめた、という人、周りにたくさんいました。

面白いテレビが見られる社会になってほしいなぁ。いろんなネタがたくさん出てくるテレビ。
そして、出版も。

テレビ界も出版界も、元気になってもらいたい。
私がものすご~~~~く面白い漫画を描いて、牽引したい!……………なんて、……………超身の程知らずも、ほんのちょっと抱きつつ、今年は頑張っていきたいです。

夢は高く大きく、目標はちょっと小さく低めに。ということで、目の前の紙に下書きを早く入れよう!という目標を今立てました

追記:
視聴率について調査元のビデオリサーチ社の説明を読むと、『世帯視聴率からは「世帯数」、個人視聴率からは「人数」が推定できます。…たとえば関東地区なら、視聴率1%あたり17万世帯が見たことになる』のだそうです。

ビデオリサーチ社でもテレビ視聴人口の減少は把握しているでしょうから、30年前の1%と今の1%では世帯数の換算は変わってきているかもしれません。

いずれにせよ、昔の1%よりいまの1%のほうが世帯数や人数は減っているのではないかな…。テレビ離れ、すごく言われてますもんね。

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# by akaboshi_tamiko | 2018-01-01 20:57 | つれづれ日記 | Trackback | Comments(0)

女性ホルモン、すごい!

まずは、私の「今年の一文字」、あまり縁起のいい文字ではないですが、「病」か、「更」にしようかな、と思ってます。

「病」は、夫、新野がちょっと病気になりまして、それが結構な大病なので、詳しいことは書き始めると延々と長くなりそう。それで、きょうは割愛。いずれ闘病記も書こうかなと思っています。

私のほうは、今年になってすごく気持ちが落ち込むようになりました。夫の病気が病気なので、そのせいで落ち込んでいる、と思っていたのですが…。

そのほかにも足がかゆいので水虫かと思って三月頃病院へ行くと、水虫ではなく、アレルギーということで薬をもらったり、ちょっと歩いただけで心臓がバクバクするし、息切れがひどいので、それも調べてもらったら、特に悪いところはないとのこと。

7月頃になると足のかゆみはつま先から膝、太ももに移ってきました。カサカサするので乾燥しすぎ? それともダニかも?と思っていたんだけど、かゆみは夜だけ、という不思議な症状。

息切れしながら脚をかきむしるという状態が続き、そのうちホットフラッシュが出てきました!
げえっ!これは更年期の症状!?

そう、私の「今年の一文字」の「更」は、更年期の更です!
この歳で!?と自分でも驚くけど、やっぱり更年期症状だったんですよ、私の今年のいろんなトラブルは!

実は更年期の漫画を描いていて、その取材で村崎芙蓉子先生にインタビューさせてもらいました。

村崎先生はご自分の更年期の症状が激烈で、ひどいかゆみ、息切れとか、極端な乾燥とか、そういう症状が出たそうです。
それを聞きながら、あれっ、これは私も同じじゃん?
こ、これは更年期かも!と、早速、かかりつけの病院で相談して、ホルモン剤をもらいました。

そ~し~た~ら~~~~~!

ホルモン剤(貼るタイプ)を貼って1時間後には気持ちが少し明るくなってですね!
そして、2週間たったころには、気が付くと息切れしないし、脚がかゆくないんです!

ひゃ~~~、ホルモンすごい!

今はすごく気持ちも明るくなり、体調も良くなりました。超疲れやすかったのが、元気が出てきて、自分でもびっくりです。

漢方薬のほうが面倒がない(時間を気にしたりしなくてもまあまあ大丈夫だし)ので、そっち優先だったのですが、症状に合わせてホルモン剤もいいですね。

この話、また続きいろいろありますのでお楽しみに~。


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# by akaboshi_tamiko | 2017-12-30 23:02 | 更年期 | Trackback | Comments(5)
来年早々の締め切りのネームはできた。あとは下描きを始めるだけだ!

しかし、今日は鎌倉物語を見に行って、堪能しました。帰ってきてから仕事もせずに、だらだらと落書きをしている。
NHK総合でやっていた「町工場の女」を見ながら。

町工場の女は、小さな町工場を経営していた父が亡くなり、娘がそのあとを引き継いだあとの悲喜こもごも。

陸王と被る部分があるとか、似ている、とか言われていたらしいですが、いやいや、町工場を取り巻く様々な問題や、リーマンショックなど、リアリティのある設定で、面白かった。

陸王も面白かったけど、盛り上げよう、盛り上げようとする演出がかなり過剰に感じて、もっと軽くやってくれれば感動したのになあ…と思うところが多々あった。

町工場の女は、演出がちょっとあっさりしすぎ、と思うくらい、淡々と話が進んだ。それはそれですっきりして、感動もジワジワくるし、私はこういうあっさり系演出が好きだな。

鎌倉物語は原作の漫画が長期連載なので、膨大なエピソードがある。それをうまくまとめて、過剰にならず、薄くもならず、ちょうどいい濃さに仕上げました、という感じ。

キャストも豪華! 三丁目の夕日のキャストが贅沢に出てきて、おお、ここにこの人が! とニヤリ、クスリとしたり。

先生が倒れて、妻の明子が涙を流すシーン、後ろの席の男性は「ンガッ!」と鼻を鳴らして泣いていた。うん、確かに私もちょっとグッと来てたんだけどね。(ンガッ!というのは、嗚咽、ですかね)

と、こんな風に久々に楽しんでいるので、下描きの神様は降りてこないんだな…。
神様、降りてきてください、よろしくお願いいたします…。

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# by akaboshi_tamiko | 2017-12-30 00:19 | 読んだ観た聴いた | Trackback | Comments(0)

忖度と斟酌

今年は忖度という言葉が流行りました。
web辞書によると 

そん たく [1] [0] 【忖度】

( 名 ) スル
〔「忖」も「度」もはかる意〕
他人の気持ちをおしはかること。推察。 「相手の心中を-する」

とあります。

似た言葉として 押し当て 臆度(おくたく) 推測 推考 があり、押し当ては「当て推量」という解説がありました。

うーん、忖度って、当て推量で相手の気持ちを推し量る、ということですが、今の意味だと、推し量って、そのあとさらに、相手に対して有利に事が運ぶよう何かしてあげる、というところまで含まれてませんか?

例えばAさんが、Bさんの気持ちを推し量って、「おなかすいているんだろうな」と思って、相手に都合のいいように、もり蕎麦のみならずかけ蕎麦も注文してあげて、料金もはらってあげる、とかね。

推し量るまでなら、それはいいことでも悪いことでもなく、ただ推理しただけ。
でも、忖度という言葉には、推理した相手の気持ちに沿うよう、都合をつけてあげる、相手に有利になるようなことをしてあげる、というところまで含まれているような気がします。

それは「斟酌する」というのではないか? と思うんですが。

しん しゃく [1] [0] 【斟酌】

( 名 ) スル
〔「斟」も「酌」も汲(く)む意〕
①相手の事情・心情などをくみとること。 「相手の立場を-して裁定を下す」
②手加減すること。手ごころ。 「採点に-を加える」
③条件などを考え合わせて,適当に取捨選択すること。 「虚心にこれを-商量すべきことなり/西国立志編 正直」
④遠慮すること。ためらい。 「 -せず推返(おしかえ)し言へば/五重塔 露伴」

そう思って、ちょっと検索したら、忖度と斟酌の違いについて面白いサイトを見つけました。
日本語、どうでしょう? というサイトの第354回「斟酌」と「忖度」 です。

昔は斟酌もただ相手の事情や信条をくみ取ること、という意味だけだったのに、手心を加えて有利な計らいをしてあげること、というところまで意味がどんどん拡大していったんだそうです。

今、忖度で起きているのと同じ現象が、明治時代に起きていたんですね。面白いなあ。

言葉って、どんどん変化している、とはいえ、変化がすべて正しいということになると、言葉の意味がどんどん変わっていくような気がしますが、いいのかな。悪いのかな。



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# by akaboshi_tamiko | 2017-12-28 11:32 | 言葉 | Trackback | Comments(0)