2005年 09月 28日
小話
今日はまた、父の教えてくれた小話を一つ。
私は父親っ子で、小学校に上がる前まではいつも父の布団に入って寝ていました。
そして、いつものように父の布団で一緒に寝ていると、父が「今日は話をしてやる」と言うのです。
「昔、昔、入れ歯の人がおったとじゃ」
「うん」
「はなし」
「・・・・・・・・?」
「歯無し、はなし、話しじゃ」
終わり。
2005年 09月 27日
牡丹餅とお萩
今日は父の初七日。もう1週間たったのかー・・・。
夢のような一週間だったなあ。
お彼岸に亡くなるのはいい人だ、ということです。
毎年お彼岸に、先祖の供養をするときに、「お父さんはお彼岸に亡くなったのよね」と、すぐに思い出せるって、いいことですよね。
さて、お彼岸といえばおはぎとボタモチ。
春、牡丹の花が咲くころに作るのが、ボタモチ。これはちゃんと牡丹餅と変換できました。
秋、萩の花が咲くころに作るのがおはぎ。これもお萩と変換できます。
というのはよく知られたことですが、では、こしあんで作る場合と、とつぶあんで作る場合はどう呼ぶのか、違いを知ってます?
春は小豆の皮が硬くなるのでこしあんにするんだそうです。だから、春の牡丹餅はこしあん。
秋は小豆の皮が柔らかくなるのでつぶのままあんにして作るので、秋のお萩はつぶあんだそうです。
先日、JALの機内誌の「茶の子ばなし」というエッセイでこの話を読みました。
なんとなく、「ボタモチ」という語感から、庶民的な感じがして、ボタモチがつぶあん、「おはぎ」のちょっと優しい語感からこちらがこしあんだと思い込んでいました。逆だったのですね。
また、おはぎには他にもいろんな別名があるそうです。
おはぎは餅をつかずに練って作るので、音がしません。だから「隣知らず」という別名もあるんですって!
それから、搗かずに作る⇒つき知らず(月知らず)ということで、「北窓」。なるほど~、北側の窓からは月が見えないんですよね。
また、搗く(着く)ところがわからないので「夜舟」とも呼んだそうです。
江戸っ子のしゃれ言葉なんですね。
うちの父が昔教えてくれたしゃれ言葉を一つ。(てゆーか単なるダジャレですが)
美味しいものを食べたとき、「うまかった!」と言って、そのあと「牛負けた」。
馬勝った、牛負けた・・・。
ぶっはっはっはっは~~~~!! 大笑い!! ・・・するのはやはり身内だけか・・・。失礼しました~。
2005年 09月 26日
締め切り
突発的なことが重なり、締め切りを延ばしていただいた仕事がいくつかあります。
それを少しずつやっています。
今日は徹夜になりそうです。
徐々に生活は元に戻りつつあります。
気持ちも徐々に元に戻っています。
いろんな人にいろいろな助言を頂きましたが、私が一番納得し、好きな言葉があります。
島村洋子さんから頂いた言葉です。
彼女もお父様を早くに亡くしたのですが、「亡くなってからのほうが、いつもすぐそばにいるから、かえって寂しくないよ」と言ってました。
今まで私が千葉、父が日之影と、存命中は物理的な距離がすごく離れていたけど、今はすぐそばにいると思うようにしています。
あの勤勉でアイディアマンだった父がそばにいてくれれば、仕事もてきぱき進むはずです!
「お父さん、乗り移って!!」と頼んでいるけど、そこまではしてくれないようです。
ただ見守っているだけか~。それでもいいや。
とにかく、担当編集者の方々、仕事はご心配なく。今やってます!
2005年 09月 24日
ありがとうございました
9月20日、父が急逝いたしました。
お通夜、葬儀に来てくださった方々、ありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
長く入院していたとはいえ、病状は安定していて、まだまだ長生きしてくれるものだと思っていましたが、たまたま私が日之影に帰ってきていたときに、その時期を選んでくれたかのように亡くなりました。
この3日間は夢のように過ぎていきました。
忙しくて、もう一つのブログの方もなかなか更新できずにいました。待っている人がたくさんいるのに申し訳ありません。
これから、少しずつ、いろんな運動をしていきたいと思っています。
みなさん、ありがとうございました。
2005年 09月 23日
お札の計算
今日はお札を数えることがありました。
銀行などの金融機関では、よくお札を扇形に広げて、手際よくパッパッパッと数えていきます。
今は機械で数えることもあるけど、証券会社などでは、各会社で証券の形が違うので、手で数えることが多いんだそうです。
いや~~~~、疲れているときにお金の勘定をすると、間違う間違う。
やっぱりここ数日は疲れているので、たくさんのミスがありました。
でも、まあ、しかたない。
また明日からがんばろうっと。